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しまなみ150919〜150921(まとめ)

今回のしまなみライドに関するブログ上の記事は、以下の通り。


しまなみ1509(準備編)
しまなみ150919(大阪~松山)
しまなみ150920(松山~今治~尾道)
しまなみ150921(尾道~今治~松山~帰阪)

 9月19日夜から、9月21日夜まで。
 何とか無事帰宅出来ました。感謝。


以下、2日間総計のデータ(19日夜のイージーライド5kmは除く)

(サイコン読み/松山全日空ホテル発着)
走行時間13時間34分
平均速度21.7km/h(2日分合計/2日)
行程292.98km
最高速度56.5km/h。

(ガーミン読み/松山全日空ホテル発着)
走行時間13時間24分
平均速度21.55km/h(2日分合計/2日)
行程287.43km
最高速度56.4km/h。
獲得標高3141m(ルートラボ表示は2876m)


 念願のしまなみ。当初はあまり実感もなく。もっともっと先のことかと思っていたのに、
ひょんな事から、思いの外早く、しかも松山~今治というちょっとしたオプションも付き、
いくつかの登坂も織り交ぜて、という、本来のスタイルの一部も取り入れた、かなり
自分らしいライドになったのではないかと。

 心残りは、出発前からの体調不良を、旅の間、終始抱えたままのライドとなって
しまった事。何とか無理せず、結果的に行程を全うできた事は内心ホッとしている、
というか。

 特にしまなみ海道地域の自転車に関する意識はかなり高い、というか、突出している。
 整備されたルート網。レンタサイクルの充実ぶり。観光業界との連携。自転車への
マナーと安全喚起の取り組み。要所にはどこにでもバイクスタンドがあって、そこに自然と
スポーツバイクがかかっている ....等々。

 そして、連休ということも、もちろんあるのだが、本当に自転車が多くて。どこを走っても
普通にスポーツバイクが走っている。全く特別な感じではなく。
 
 その反面、道そのものとして見ると、案外手ごわい、という印象。
 やはりしまなみは「島」なので、島ごとに差こそあれ、各橋へのアプローチも含め、
アップダウンが殊の外多い。それが橋ごとに続くので、あとからじわじわと効いてくる。
 乗り慣れない人には、なかなか厳しいだろうし、気楽にレンタサイクルで漕ぎだした人
などは、もしかしたら自転車が嫌いになった人もいるかもしれない。

 逆に言うと、上りたければ、けっこう上れる。島ごとに200~400mクラスの山が幾つかあり
ルート次第では、累計2000m以上、上ることも可能。
 鷲ケ頭山は、楽しかったな(^^)。

 そして、ガンガン飛ばしていくキャラクターの道でもない、ということ。
 海岸沿いの快適な一般道にあっても、不思議と、普段木津川などで日常的に見かける
列車の爆走する姿や、高速巡航は、ほんの数えるほどしか目にすることはなかった。
 確かに自転車を特に趣味としている人ではない旅行者(レンタサイクル利用者や散策の
人)も多く、日常、普段乗りのルート以上に道をシェアしていかなければいけない。
 また、風景、眺望もよく、観光地らしい店やスポットも点在する。
 でも、それだけではない様な気がする。なぜだろうな。

 まあ、自分のペースで、じっくり楽しんで走るのは、最高のルートだけれどね。
 ブルーラインを起点に、各人の好みで各々がルートを広げていける現在のスタイルは決し
て悪くないな、と思う。
 全てのエリアが同じような道になっちゃってもつまらんからね。

 ただ、これだけの規模、これだけの認知度の中で、多分、観光資源としての自転車は、
例えば地元住民や一般観光客との共存であるとか、既に新たな課題を生んでいるかも
しれないなあ、とふと。
 
 何かを観光資源として特化する場合、ある程度の「覚悟」は必要なのかもしれない。
 そのあたりも含めて、今後の展開にも期待。
 
 最後に。
 実は、個人的に、一番ライドとして充実していたのは、意外と、松山~今治間だったりする。
 どこがいい、とかそういうのではない。
 いつも洛北や山城・信楽、湖南、北摂、丹波等を走っている様な、普通に坂を上り、
普通にコンビニに入る、ごくごく「普段のライド」をしていたような気がする。
 いつも通りのライドをする中で、香川もそうなんだけれど、四国の道は何故か「安心感」がある。
 理由は、わかんない。何となく。

 今回のライドでの、最高の絶景。波方半島、大角海浜公園からの斎灘。
150921波方半島、大角海浜公園からの斎灘の絶景



 そして、しまなみは「非日常」。
 だから、思い切り楽しむ。
 今度は、家族で来たいな。
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しまなみ150921(尾道〜今治〜松山~帰阪)

 腹具合が悪いのと、疲れすぎて寝れない。何度もトイレに立つ。
 横になっている時間が長かったので何とか帳尻を合わせた感じ。



 5時のアラームで目が覚め、結局起きてしまう。洗濯したウエアは
半乾き(^^;。まあ着れないレベルじゃ無い。送り荷物の箱をフロントに
先に持って行って、前夜イオンで調達した安売り安パンとトップバリュー
カフェオレで朝食。
150921朝の尾道駅前


 歯磨きして髭剃ったら、用意して部屋を出る。何組かのチェックアウトは
あったが、自転車組の始動は、儂だけ。

 チェックアウトして、駅前渡船の始発に乗る。
150921今日は駅前渡船

 駅前渡船は車無し。屋根にお寺みたいなのが乗ってるw。
150921船が来た

 ガーミンが船の上で移動検知したので、ガーミンスタートは、海の上。
 細い水路に入っていく。
150921細い水路に入って行く
 船賃集金のおばちゃんが、ちゃんと食べないかんよ、ちゃんと飲まな
いかんよ、と、何かと気を遣ってくれる。ありがと。

 向島側の渡船乗り場で、向島上陸。
150921駅前渡船で向島に渡る

 さて、今日もスタート。
150921今治へスタート

 向島内を、ブルーラインに添って走る。もう夜も明けたけれど、自転車乗りは
渡船の尾道側で行き交った数名のみ。路上には誰も走っていない。
 今日は因島大橋から。
150921今日は因島大橋から

150921因島大橋へのアプローチ入り口

150921因島に入る。すぐ右に入り、山へ。
 因島に入る。アプローチを出たら、ブルーラインから外れ、即、山の方へ。
150921白滝山への上り
 取り付きこそ10%を超えるが、じき5~10%の緩急に落ち着く。
 じっくり刻みながら徐々に上って行く。

150921ロータリーまで下ってもう一度上る
 一度ピークを越えて、小さいロータリーまで下りて行き、ここから再び
左の方へ上って行く。
150921少し勾配が強くなる
 あ、はいはい。

 10%強の強い勾配を上って行く。
150921急坂を上って行く
 まあ、15%を超えるような激坂ではないが。

 白滝山駐車場に7時。
150921白滝山駐車場
http://yahoo.jp/tkE28U ルートラボ
 今日の登坂は、この一本だけ(のつもりだったんだこの時は)

 ロータリーから左側に下り、コンクリ舗装の急勾配を経て、フラワー
センターの通りのブルーラインに復帰。
150921白滝山を下りブルーライン復帰

 軽めのペダリングで無理せず回す。小さいアップダウンは50*16〜19で
出し入れしてしのぎ、長い上りはとっととインナーに入れて極力強度を
上げない様に注意。

 因島から生口橋を渡る。
150921因島から生口橋

150921生口橋を渡る

 アプローチを下りて行き、生口島の外周道路に出る。左折でスタンダードな
ブルーラインの北岸ルート。
150921ルートを変えて、今日は右へ
 ただね、昨日の生口島のブルーラインが単調でつまらんかったので、今日は
試しに右折。島の南側を回ってみる。
150921今日はルートを変え生口島南岸を走る
 海が近い。気持よく回す。
 東~南岸には2箇所ほどのフェリー乗り場。
150921フェリー乗り場
 しまなみやとびしまといった、橋を繋いだ良ルートは広く知られるところだが、
地元の足として親しまれる、フェリーや渡船の縦横に広がるネットワークも、
また見逃せない。

 旧生口中学校跡
150921生口中.1
 平成24年度にて閉校。瀬戸田中学校に統合されたとの事。
150921生口中.2
http://www.onomichi.ed.jp/ikuchi-j/

 南岸は山も近く、良い雰囲気で快調に進む。
150921生口島南岸は山も近い

 休日の早朝という条件もあったのかもしれないが、間違いなく南岸の方が
快適で走りやすい。心配したアップダウンも、多少はあったものの、そう問題に
なる程でもなかった。
 難点といえば、コンビニや店、トイレの類が、殆ど無いのがネック。

 生口島南岸から、多々羅大橋。きれいやな。
150921生口島南側から多々羅大橋を望む

 多々羅大橋のアプローチに入っていく。
150921多々羅大橋へのアプローチ
 カーブに設置された、クッションバリア。
150921アプローチに設置されたクッション
 あるいは事故やトラブルがあったのかもしれない。

150921多々羅大橋大三島側アプローチから多々羅しまなみ公園
 8時11分、多々羅しまなみ公園で小休止。トイレしてコーラとランチパックで
補給。
150921多々羅しまなみ公園で休憩、補給

 時間的にぼちぼち自転車乗りも目立つ様になって来た。挨拶しつつ息を整える。

 大三島橋の大三島側のアプローチは特に複雑で難儀。伯方島はスルーで、
即伯方・大島大橋を渡り、大島に入る。
150921大島側から伯方大島大橋

 宮窪から吉海に抜けるプチ峠。
150921大島のプチ峠を越えて行く
 写真の右端にちらっと写っているのは、レンタサイクルの運搬トラック。
トラックに自転車を満載し、拠点毎にデリバリーしていく光景は、何度も
見かけられた。

 亀老山アクセスの交差点の先のプチ峠を越えると、来島海峡大橋が
見えてくる。
150921来島海峡大橋が見えて来た

 ゆっくり、休みも入れつつ、無理せず走った割には、結局実走三時間
くらいで吉海に着いてしまった。9時32分。
 よしうみいきいき館は、バーベキュー主体の道の駅。
150921道の駅よしうみいきいき館
 入口近くでごろごろするにゃんこが、来館の客に大人気。
150921にゃんこ大人気

 腹具合は相変わらず悪い。とりあえず常備薬と頓服は効いている感じ。
 トイレして、娘へのお土産を買い、コーラすすって補給。
 大三島でたまたま挨拶したBianchi乗りのご一行と遭遇。少し話す。

 結局40分以上、じっくり休んでリスタート。来島海峡大橋に入る。
150921来島海峡大橋へのアプローチ入り口

150921来島海峡大橋を今治側へわたる

 最後の来島海峡大橋を渡って、しまなみ縦走はおしまい。
150921来島海峡大橋のアプローチを今治に下る
さよなら。

 アプローチ出口からループ路を下り、サンライズ糸山の交差点を反対の
西側に下りる。
150921波止浜の造船地帯に下りて来た

 造船所の外壁をぐるりと回り込むと、波止浜水門が見えた。
150921波止浜の水門

 水門の外、狭い入江を挟んで、造船所が軒を連ねる。
150921波止浜水門と造船所

150921造船所が密集し軒を連ねる

そのまま波方の半島を北上。港には定番のにゃーさんら。
150921港には定番のねこさんら

 もうしばらく北上。県道を右に入り、海岸沿いの道に出る。
150921県道を離れ大角公園に右折

 海は直ぐ側。
150921来島海峡大橋を少し離れて望む

 さらに海岸沿いを進み、その先に公園風の緑地。
150921大角海浜公園
 大角海浜公園、というらしい。

 激坂があったので上ってみる。約50m、20%くらい。
150921激坂があったので上ってみる。50m20%

 ピークから、少し先へ抜けると、視界が広がる。大角鼻から斎灘の絶景。
150921大角鼻から斎灘の絶景
 しまなみエリアばかりが注目される中、エリアを一つ外すと、まだまだ
良いところはたくさんある。
 来てよかった。

 更に進むと細い悪路にぶつかる(^^;。
150921公園内の細い悪路を抜ける

  構わず先を進むと、広い道に出た。公園内を通り抜け、西側に下り、
半島を南下。
150921県道に復帰。波方半島の西岸を南下

 県道15号にぶつかり、右折。
150921突き当たったら右折

 しばらくは予讃線に沿って進む。
150921しばらく予讃線に沿って進む

 11時26分。大西九王ファミマにピットイン。トイレして水補給。レッドブルと
わかめおにぎり、エナジージェル。

 雨雲レーダーを見る。
 雨雲や( ´△`)。聞いてへんし。

 早々にリスタート。南下して国道196号に合流。
 交通量が多い割に路肩の狭い幹線道路を、後方から来る大型や
ローリーに怯えながら必死で走る。大西から菊間へ。
 菊間は瓦の街で、本当に瓦屋さんが軒を連ねているのだが、走るのに
必死で、ろくにチェック出来ずに終わる。

 いつの間にやら道は今治から松山に入っていたのだが、全く気づいて
いない(^^;。終始追い風だったのが救い。

 道の駅 風早の郷 風和里に12時30分。
 思っていたより、小さく、山が近く、人が多い。少しゆっくりしたかったが、
 雲も低く黒く、風も出てきた。
 トイレだけしてジェルすする。早々にリスタート。

 マルナカ北条店が見えてくると、道は大きくカーブして東へ。
 道なりに進めばバイパスだが、疲れきって脇の細道を直進。国道離脱。
150921松山北条バイパスを回避して直進

 直進してJAの施設のところを右折。バイパスに並走する東側の県道
339号を快適に進む。
150921バイパスから一本東側の県道を快適に進む
 国道より車通りも少なく、路肩も広い。並走するバイパスを見下ろす。
150921並走するバイパスを見下ろす

 道なりに南下して、粟井小学校の角を左折。県道20号に入る。
150921粟井小学校を左折。県道20号へ
 すぐに、上りが始まる。
150921県道20号へ。すぐに上りが始まる。

 この県道20号、状況によってはエスケープ、と軽くチェックはしてあった
のだが、細かいプロフィールまでは調べていなかった。

 ちゃんとプロフィールが頭に入っていない、という事は、腹をくくりにくい、
という事。

 山越えして松山市街に入る。全く地図の絵面だけでアバウトに侵入。
徐々に5%前後の緩急に。
150921緩いが長い上りが続く

 これがね、終わらんのだ、また( ´△`)

 10%を超すこともほとんどなく、ひたすら5%前後がだらだらだらだら
続く。やがて空が広くなってくるが、なかなかピークに来ない。ピークかと
思っても、尾根道が少し続いて、また上る(´;ω;`)。
 柳生辺りでどつぼにはまった苦い記憶がよみがえる。
150921長い上りが続く

 まだ上るんかい。
150921まだ終わらない上り

 やっとピーク。13時22分。
150921やっとピーク(^^;
http://yahoo.jp/nYt99y ルートラボ

 やっとピークから下ったら、直ぐ分岐。
 この分岐、事前に調べてあったのだが、まさかピークのほんの直ぐ下とは
思わなかったよ( ´△`)
 あとは多少の上り返しもあるものの、基本松山市街まで激下る。
 勾配が、北条側よりも何か厳しい気がする(^^;
 おまけに下りにも関わらず、激下りがなかなか終わらない(^^;

 何とか松山市街まで下りきる。
 まっすぐ、道なりにどんどんどんどん進み、街中の細道に入ったら、やがて
松山東高にぶつかる。
150921真っ直ぐ進んで松山東高に突き当たる

 高校を回りこんで南側の通りに出て、西へ。かなり松山らしくなって来た。
150921松山らしくなって来た

 帰って来た!
150921帰って来た!!!
 松山全日空ホテルに、13時53分。

http://yahoo.jp/R9xfrL ルートラボ

(サイコン読み/ドアtoドア)
走行時間5時間54分 平均速度22.7km/h 行程133.73km 最高速度54km/h。

(ガーミン読み/本格走行時)
走行時間5時間52分 平均速度22.4km/h 行程131.57km 最高速度52.4km/h。
獲得標高1268m(ルートラボ表示1153m)
心拍平均126/最高155bpm
ケイデンス計測なし


 ホテルへ戻り、預かって貰っていた梱包箱を受け取り、Bianchi梱包。
エアでややこしそうなやつは託送。梱包した荷物を最後にクロークに
預け、集荷対応をお願いして、託送関係は全て終了。
 トイレで着替えてホテル出る。お世話になりました。

 ちゃんと見ている余裕もなかったけれど、松山は路面電車の街。
150921路面電車.1

150921路面電車.2

150921路面電車.3

150921路面電車.4

 まだフライトまで4時間もあるので、大街道のマクドで今後の予定を
再確認。
150921大街道マクドで休憩

 テキスト打ちしてたら疲れてきたので、大街道のアーケードを
ぶらっと往復。
150921大街道アーケード
 雰囲気は神戸の元町のようでもあり、一本筋を折れると飲食店が目立つ
あたりは心斎橋のようでもあり。

 あまりうろうろしても疲労倍増なので、空港に向かう事にする。
150921三越前大街道バス乗り場

 伊予鉄グループ基本的にオレンジ色なので、遠目で見るとリムジンバスかどうか
分かりにくい。

 松山空港着。
150921松山空港に移動

 はらへった。

 松山空港には、お遍路さん更衣室と並んで、サイクリスト更衣室もあるらしい。
150921サイクリスト更衣室もある
 輪行機材の組み立て場所は、尾道の駅にもあったな。

 お金もないのでマドンナ亭というベタなネーミングのうどんスタンドでうどん喰う。
150921宇和島うどん、なんだそうだ。
 じゃこ天が2つ乗って「宇和島うどん」なんだそうだ...(^^;

 折角なのでじゃこ天をおみやに買ってw、とっとと搭乗口へ。
 帰りの機材もボンバルディアなので、もちろん通常のロードなんぞは積めない。

 搭乗。最後までみきゃん。
150921最後までみきゃん

 さよなら松山。
150921帰りもボンバルディア

 帰りは四国北岸を東進。眼下に来島海峡大橋が遠目に見えた。燧灘沿岸~
吉野川沿いに徳島方面へ。徳島市上空から紀伊水道を渡って岸和田方面から
北上。何度か旋回したらしく、関空が3回ほど見えた(^_^;。

 20時15分過ぎ、大阪空港着。
 モノレール~門真市から京阪乗り継いで、21時半頃帰宅。



 まずは、無事に帰り着きました。感謝。

しまなみ150920(松山〜今治〜尾道)

 3時半のアラーム前に起きてしまう。

 正直、よく眠れたとは言えない。腹具合は悪い。常備薬で対処。
 朝食は昨日コンビニで調達した菓子パンに紙パックカフェオレ。

 心拍センサーつけて、パールイズミメッシュインナーにコロンビア夏ジャージ、
伊吹山参加賞のアームカバー。下はパールイズミ短パン3Dneoにモンベル
レッグウォーマー。さらにモンベルのウインドバイカーとコロンビアのサイクル
クォーターパンツを重ねる。

 歯磨きして着替えたら出発。

 チェックアウトして、梱包箱をフロントに託し、明日午後松山に戻り、再梱包と
再集荷のある旨伝える。

 Bianchiを受け取り、サイコン、ガーミン、ボトル、ライトを装着。ガーミンの
電源を入れて、信号待ち。
 5時頃スタート。
150920松山をスタート

 松山全日空ホテルから、大街道の筋を北に折れ、東雲神社前を通って愛媛大を
抜ける。昨日の試走からさらに一本進んで護国神社に突き当たったら左折。
 道なりに進んで路面電車の軌道を極力回避。今治街道に合流する。

 今治に向かう、ブルーラインが見える。
150920今治へのブルーライン

 道なりに北上すると、道は大きく右に曲がり、松山北条バイパスに入る。
150920バイパス回避のためあえて直進

 歩道は広いらしいが、トンネルも何本かあるので、ここは無難に今治街道を
直進。

 堀江を過ぎたあたりから海に出る。右側には回避したトンネルが口を開ける。
150920右手に並走するバイパスのトンネル

 今治街道を道なりに北上。早朝という事もあり、車も少なく快調に進む。
 国道離脱から車通りもぐっと減った。

 松山土手内ファミマに5時45分。もうエリア的には北条と言って良い。
150920北条の手前、土手内ファミマで小休止
  トイレして缶カフェオレと一本バナナ。エナジージェルも調達してジャージの
ポケットに突っ込む。暑くてウインドブレーカーとクォーターパンツは脱いでしまう。
 休憩中、盛大に蚊に刺される。かゆい(T_T)

 20分程でリスタート。ここからは進路を東に取り、北条高北側から、バイパスを
渡って県道17号を山に向かって進む。
150920県道17号で山へ向かう

 緩い勾配を、無理せずこつこつ刻む。
150920緩勾配を進む

 周囲が山深くなって来る。念のためインナーに入れるが、勾配はまだまだ
快適。雰囲気としては、北摂亀岡の東別院あたりの感じ。
150920まだまだ快適な登坂

 最終的に、34*23くらいで笹ケ峠ピーク。6時44分。
150920笹ヶ峠ピーク。今治へ。
http://yahoo.jp/hGExma ルートラボ

 ここから今治に入る。

 笹ヶ峠を下る。きれいに整備された道かと思ったら
150920笹ケ峠を下る
 たちまち狭路へ。道もけっこう荒れてる。
150920笹ケ峠下りの狭路部分
 上り返しもあって、狐狸に導かれている様な道を進む。

 突き当たりに出た。
150920下り切ったT字を右へ

 右折して快適な下りを経て、ダム湖である玉川湖に出る。
150920玉川湖

 この辺りから国道317号に合流。車通りが増えて来る。大型も多い。
 唐突にブルーラインが現れる。
150920ブルーラインが唐突に現れる
 まだまだ、よく知らない自転車ルートがあるみたいだ。

 背後からの車に神経を使いながら、しばらく我慢して進み、鴨部橋西の交差点で
左に入って国道を回避。
150920左折して国道からエスケープ

 快適な裏道をのんびりと進む。
150920朝の田舎道を快走

 道なりに信号のある交差点まで進んだら右折。
 さらに道なりに、海に向かってまっすぐ北上。国道196号を渡り、今治西高の
横を通過して、どんどん進む。
150920裏道をひたすら真っ直ぐ進む

 7時30分JR今治駅に突き当たる。
150920JR今治駅

 駅の北側に回り込む。ジャイアントストア今治は、駅の構内。
150920ジャイアントストア今治は駅の北側構内

 そして、駅のすぐ北側の道から、尾道へのブルーラインが伸びている。
今治駅前からしまなみ海道スタート

 ここからいよいよ、しまなみ海道が、スタート。

 しばらくは予讃線沿いを進む。
150920しばらくは予讃線沿いに進む

 程なくブルーラインは国道317号に合流し左折。徹底的に幹線道路は嫌う
儂(^^;。あえて交差点を直進。プチ峠を越えて、大浜漁港に下りる。
150920少しブルーライン離脱。大浜漁港へ抜ける
 ここから、いよいよ来島海峡大橋が見えて来る。

 大浜漁港の横を抜け、道なりに北上して、短い激坂を上ると、今治側の
自転車道の拠点であるサンライズ糸山がある。7時48分。トイレして水補給。
 入り口のレンタサイクル受付は長蛇の列(^^;。
150920黒山のサンライズ糸山

 裏手に回ってみる。目の前に、来島海峡大橋。
150920来島海峡大橋
 ...これを、渡るのさ。来たで来たで来たで p(^^)q

 ここでも、例によって、徹底した みきゃん推し(^^;。
150920サンライズ糸山のみきゃん

 しばらく雰囲気を楽しんで20分程でリスタート。
 サンライズ糸山を出て、橋へ上るループ状の道をぐるぐると回り、ループの
外側に見えて来るアプローチの入り口に入る。
150920来島海峡大橋アプローチの入り口
 アプローチに入ると、自転車・歩行者と原付が分離。
150920車種毎にルートを分離

150920アプローチから分岐を見下ろす

 2~3%くらいの緩勾配を、先も長いのでゆっくりこつこつと刻む。

 橋の上に出た。いよいよ来島海峡大橋を渡る。
150920橋の上へ

 自転車は橋の西側の端、分離された専用道を進む。柱の部分はカーブを
描いて回りこむ。
150920柱の部分は回り込む

 申し分のない快晴。気持よく進む。
150920橋上からの眺め

150920来島海峡大橋を進む

 橋を渡り切ると、大島に入る。キープレフトが明示された細いアプローチを
下っていく。
150920大島に入りアプローチを下る

 アプローチを出たらブルーラインに添って左へ。
150920来島海峡大橋から大島へ出る

150920JAバンクえひめの ぱんジャくん

 軽いプチ峠をこなしたら、少し寄り道。信号を右へ。早くも上り勾配が始まる。
 500m程進むと、上り口の看板。いよいよ亀老山へ上って行く。
150920亀老山へ上る

 5~10%強の緩急を、じっくりこなす。
150920亀老山への上り

 ...また、心拍表示、下がってるし>ガーミン orz。

 途中、道すがらアイスの看板。
150920亀老山藻塩アイスの看板

 勾配の強いポイントもあるが、想像していたほどの激区間も無い。
 山の南側に回り込み、海を見下ろす眺望が見えてくると、ピークももうすぐ。
150920亀老山のピークももうすぐ

 8時51分。亀老山展望公園着。
150920亀老山到着

http://yahoo.jp/qVhHif ルートラボ

150920亀老山駐車場から来島海峡大橋
 藻塩アイスは朝早すぎて、結局食べられず orz。

 亀の石像と由来。
150920かめの石像と由来

 アイスも空振りに終わり、悄然と亀老山を下る。後から自転車乗りも次々と上って
来る。
150920下りでも一枚

 短めの、十三峠って感じかな>亀老山
150920亀老山下りから今治方面

 大島はかなりアップダウンがある。道すがら挨拶しても、レンタサイクルの高校生は
終始不機嫌顔 (^_^;;;.
 プチ峠を超えて宮窪に下りる。
150920プチ峠を越えて宮窪へ

 宮窪からは東岸を北上。伯方・大島大橋を渡る。
150920伯方大島大橋

 心拍表示は、正常に戻る。
150920伯方大島大橋アプローチ入り口

 橋を渡って、伯方島へ。
150920伯方大島大橋を渡って伯方島へ

 ブルーラインに沿って走れば、伯方島はあっという間に終わる。
150920大三島橋へのアプローチ入り口

150920大三島橋のアプローチは複雑な箇所が多い
 大三島橋へのアプローチは、伯方側、大三島側とも、合流や分岐が複雑で
難儀。

150920大三島橋を渡る

 大三島に渡り、東岸を北上。
 右手に多々羅大橋。続いて多々羅しまなみ公園が見えてくるが、ここは
ひとまずスルー。
150920多々羅しまなみ公園はひとますスルー

 多々羅大橋前サークルKにピットイン。10時5分。
150920サークルKで休憩

 腹具合は相変わらず悪い。かなり辛くなってきた。トイレしてボトルにポカリ補給。
レッドブルとどら焼き。補給のバランスが難しい。
 どら焼きは、残してしまった。バックパックへ。
 結局30分、へたり込んでじっくり休憩。井口港から左に折れ、県道21号を西へ。
プチ峠を越えて、大三島の西側へ下りる。
150920大三島西側へ向かってプチ峠を越える

 ここで又しても腹が痛くなる。道の駅御島でトイレ。少し休む。

 10分程でリスタート。元来た道を少し戻る。道沿いのお寺に、引き込まれた
様な道があり、その奥に、山に向かって舗装林道が延びている。
150920鷲ケ頭山へ上る
 林道 鷲ケ頭線

 今回の目的の一つがここであった事は間違いない。
 いつも、地図で面白そうな山があれば、上る道があるか確認して、山の
名前に自転車関連のキーワードで検索。他人様のブログ等で、登坂可能か
どうかを確認。今回の鷲ケ頭山の上りも、そうやって見つけた。

 普段と、やってることが変わらんだけ、という話もある(^^;

 序盤は5%強前後の若干荒れた緩勾配。木立の中を進む。
150920序盤は木立を進む

 やがて木立を抜け、晴れた空が見えた。勾配は少し強まる。
 5~10%程の、一般的な緩急。
150920オープンエアに出て勾配が増す
 少しづつ眺望の広がる箇所も。

 10%を超える区間も断続的に現れる。体調が今一つという事もあり、
強度を上げないように注意深く、こつこつ刻む。落石、堆積物もあり、
あまり入ってくる車も無さそう。
 道すがら、見事な巨岩も。
150920道すがらの巨岩が見事
 雰囲気、勾配等、金勝山のルモンタウン~馬頭観音堂ルートに近いが、
どちらかと言うと金勝山のほうがキツい。

 なかなか終わらない上りも、長い上りと腹をくくってじっくり上る。やがて
空が広くなり、小さい駐車場らしい広場で舗装路は尽きた。そこから続く
上りは、未舗装。
150920ピークへの数100mは未舗装
 構わず進み、程なく鷲ケ頭山ピーク。11時44分。
 山頂は、もう少し上みたいだけれど。自転車で上れないから、まあいいや。
150920立ち並ぶアンテナ

テレビ局のアンテナが立ってる。
150920鷲ケ頭山ピークにテレビ局のアンテナ

 しまなみルートはもちろん、一般の自転車ルートからも外れた、もう地元の人しか
来ないような山の上に、先客の方が二人。お一人は地元のジャイアント乗りの方で、
もともとは東京にお住いだったのが、転勤でこちらに来られたとのこと。
 もう一人の方は、何故か「柏原ぶどう」ジャージのピナレロ乗りの方。尋ねると、
やはり関西の方。ツイッターの知人が作ってくれたジャージらしいが、何故か
葡萄には行ったことがないらしい。

 誰も来ないような大三島の山の上で、関西人二人が北摂の話題で盛り上がる、
という、よくわからない展開に(笑)。

 ま、これも、自転車趣味の醍醐味かもしれない。

 お二人とも別れ、鷲ケ頭山を下る。
150920鷲ケ頭山の下りからの眺望

 上って来た道が、見える。
150920上って来た道が見える

150920上って来た道を見下ろす
http://yahoo.jp/9_uu5d ルートラボ(描画不能のため GPSログの切り貼りで作成)

 プチ峠から、大三島東岸に取って返し、12時41分、大賑わいの多々羅
しまなみ公園へ。
150920多々羅しまなみ公園の賑わい
 噂の焼豚玉子丼でも喰おうと思ったんだがな。そいつはおろか、食い物関係は
ほぼ売り切れの惨状 orz。

 サイクリストの聖地碑の前で、ジェルすすり惚ける。
150920サイクリストの碑

 横の広場に、金属製のオブジェが立っている。
150920オブジェ

 拡大すると、こんなの。
150920オブジェ拡大

 これが、こうなる。
150920オブジェがスタンドになる

 皆、自分の自転車を引っ掛けて遊ぶ。
150920皆自分の自転車を引っ掛けて遊ぶ

 塩ソフトを食ってみる。
150920多々羅しまなみ公園の塩ソフト
 持ったはなから溶け出して、大変な惨事となる (^_^;;;;;;;;。

 40分近く休憩してリスタート。休みすぎて脚は回らないが、焦らずじっくり
回す。
150920多々羅大橋へ上る

 多々羅大橋を渡る。
150920多々羅大橋を渡る
 しまなみの橋の中で、一番きれいだと思う。

 多々羅大橋を渡って、生口島へ。ブルーラインに沿って、西岸を北上。
どこかのサイクリングの列車の後ろに付いている原付の、さらに後ろに、
スリップに入らないように注意しながらつく。
150920生口島西岸を北上
 原付は、ずっと同じ列車に付いて行っているので、もしかしたらサイクリング
ツアーのガイドさんか何かかも知れない。
150920生口島西岸をさらに進む

 瀬戸田の街中に曲がる手前で、列車と離れる。ソロに戻り、生口島の北岸を
進む。
 小さい街や、店が断続的に続く、比較的賑やかな区間。
 逆に言うと、普通の街乗りみたいで、あまり面白くない。単調な幹線路を進み、
疲れてきた事もあるが、あまり強い記憶がない>生口島。

 生口橋が見えてきた。
150920生口橋が見えて来る
 アプローチに入り、橋を渡り、因島に入る。
150920生口橋アプローチ入り口

150920生口橋を渡り、因島へ

 因島田熊ローソンにピットイン。14時17分。
 かなりへばってる(^_^;)。トイレしてコーラにわかめおにぎり。
 休憩中にも、道を行き交う自転車乗りは引きも切らず。
 30分あまり休憩。出発前に、追加でジェルすすってリスタート。

 大島程ではないが、因島もアップダウンが多い。
150920因島のプチ峠を越える

 ブルーラインに沿って進み、因島大橋が見えてくる。
150920因島大橋が見えて来る
 因島大橋のアプローチへの道が、坂。押し歩きの人が続出する。
150920因島大橋入り口への坂
 気軽にレンタサイクルで、って人などは、きっと堪えると思う。
150920因島大橋アプローチ入り口

 因島大橋は車道の下を走る。
150920因島大橋は橋の下を通る

 因島から向島に入る。
150920因島大橋を向島側から望む

 尾道水道に向かって、もうひと頑張り。
150920尾道水道に向かってもうひと頑張り
 終盤、案外脚はよく回った。

 尾道への渡船は3つほどあって、駅前への渡船に乗るつもりだったの
だが、曲がるところがわからず、結局ブルーラインの先の先は、一番遠い
兼吉渡船。
 この路線は、車も運ぶ。
150920兼吉渡船は車も運ぶ
 短いけれど、のんびり船で進む。海上とはいえ、ガーミンは移動検知中
(あたりまえか)。
150920渡船に乗って尾道水道を行く

 あっという間に尾道到着。
150920尾道上陸
 自走でだらだら駅前方面へ向かう。
150920尾道駅前へ向かう

 尾道駅前着。
150920JR尾道駅
 ちなみに山頂の城は、何の歴史的価値もない観光展望台(しかも廃墟)らしい。

 ここでガーミンをリセットして電源を落とす。
http://yahoo.jp/2FkLwf ルートラボ

150920ひとまず尾道到着


 駅前渡船は、あれか。
150920駅前渡船は人と自転車


(サイコン読み/ドアtoドア)
走行時間7時間40分 平均速度20.7km/h 行程159.25km 最高速度56.5km/h。

(ガーミン読み/本格走行時)
走行時間7時間32分 平均速度20.7km/h 行程155.86km 最高速度56.4km/h。
獲得標高1873m(ルートラボ表示1723m)
心拍平均134/最高185bpm(機器やや不調区間もあり)
ケイデンス計測なし


●早く着いたので、ホテルへ電話してから、駅前どまん前のグリーンヒル
ホテル尾道にチェックイン。自転車は部屋まで持ち込み可。
 部屋は流石に尾道水道ビュー、という訳にもいかず、駅前ビュー。

 先ずは取り敢えずガーミンの充電とウエアの洗濯から(^^;。
 シャワーついでにウエアは手洗いしてバスタオルで挟んで踏んで脱水。
バスルームに吊るす。
 バックパックに残してあったどら焼きの残りをかじる。

●早く着いたので駅前をぶらぶら。U2まで来て、宿に財布忘れた事に
気づき、部屋まで取りに帰る orz。
 仕切り直して、ONOMICHI U2。
150920ONOMITI U2
 「県営上屋2号」跡だから、U2。
150920 U2入り口
 サイクリスト目線のホテルを中心とした「自転車複合施設」という位置づけ
らしい。
 ジャイアントストア尾道は、この施設内にある。
150920 U2内のジャイアントストア尾道
 レンタサイクルの返却や持ち込み自転車の調整等、スタッフは大忙し。

 U2の向こうは、同じような倉庫跡が、アートスペースみたいになっていた。
150920 U2の向こう側はアートスペースらしい
 これは、ありがちかなあ(^_^;

 ジャイアントストアで嫁はんへのお土産を買ってから、尾道イオンまで
歩いて明日の朝食と空き箱を調達。
 空き箱には、いらない荷物を詰めて、宅配便で送り飛ばしてしまおう。

 ちなみに靴は、SPDのまま。
 当初はスリッパ持って行くとか、現地でサンダル調達とか考えたが、
荷物になるし手間だしわざわざ買うのもあほらしいし、まあSPDだったら
いいだろ、という理由。

●早く着いたので、今日くらいはちゃんとした夕食を食べようと駅前に
出たものの、閉まってるか並んでるか飲みかしかなくて(尾道ラーメン
なんぞは何処行っても行列)結局駅でおみや買ったのみ。
 疲れ切って宿に戻って下のレストランでビーフピラフ食った。

●部屋に戻り、箱に不用の荷物と駅で買ったお土産を詰めて封をする。
少しテキスト打ちして、とっとと寝る。
150920宿は駅前ビュー


 明日は松山へ戻る。

しまなみ150919(大阪〜松山)

●お昼前後から、ぼちぼち用意。
 相変わらず、出かける実感もテンションも今一つ。
 何より、昨晩あたりから、体調があまり良く無い(^^;

●15時前、着替えて、出かける。

 とにかく、出発。

 駅から各停で、のんびり。門真市駅で乗り換えて、モノレールで伊丹の
空港まで。
 モノレールって、揺れが、けっこうひどい。スマホ見てるだけで酔いそう。
 腹具合はやはり今一つ。無理せず様子を見る。
 鳥飼大橋の自歩道橋を、自転車が行き交うのを、明日は儂も走るよ、と
思いながら窓から見下ろす。
 エキスポシティも大枠は出来上がってる。11月オープン予定とか。
150919エキスポシティ完成ももうすぐ

 見下ろす中国道や並走する幹線道路は、意外と空いていた。

●伊丹の空港に着く。
150919伊丹の空港に着いた

 伊丹の空港キャラ「そらやん」が、なかなかかわいい。
150919そらやん

 Wi-Fiがあるのは有難いのだが、ちと不安定だな。何度も接続が途切れて
読み込みエラー続発(^^;。
 小腹がすいたので、本日2回目のスタバ。朝、娘が飲んでて、いーなーと
思ってたココアをすする。
150919スタバでおやつ

 搭乗口に着く。もう使えなくなった>空港Wi-Fi。

150919機材はボンバルディア
 ボンバル君や。

 ...自転車、積めんかったもんな(遠い目)
150919ボンバルディアに搭乗

 飛行機へは、地べたを歩いてタラップで乗る。多分成都行って以来。
150919タラップで搭乗

 搭乗後、改めて手荷物を預けて欲しいと依頼されている人がいたり(機材が
小さいので、持ち込み手荷物が規定内に収まっていても、そういうケースが
あるみたい。特に最前は前列のシートが無いし)。どういう事情か知らんが
赤ちゃん連れでキレまくるお母さんがいたりと、機内は軽く風雲急を告げる(^^;。
 
 そんなこんなもあって、ややディレイで離陸。
150919いよいよ出発

150919プロペラ

 プロペラ機は初めてだったが、加速感も遜色ないし、確かに音もでかいけど、
音が低くて丸いぶん、好きかも。高度が低いので下界の景色もよく見える。
150919明石大橋を見下ろす

 短いフライトなので、ジュースのサービスがあったのみ。

 結局、定刻に松山着。
 飛行機を下りたとたんに、みきゃん推しの山(^^;
150919いきなりみきゃん

150919松山空港のウエルカムボード
 預けの荷物が無かったので、スムーズにリムジンバス乗り場へ出る。
 リムジンバスでホテルへ。一番町/大街道へは道後温泉行きに乗らないと
着かない。

 バスを降りたら、道路を挟んだすぐ斜め前が、今日のお宿。
 松山全日空ホテル。
150919松山全日空ホテル

 コンビニで食い物調達した後、チェックイン。
 自転車着いてたけど、取り急ぎお部屋へ。
150919本日のお部屋

 チェックイン後、松山の夜の町で、旨いものでも食って...たら時間が
もったいないので、部屋でコンビニ飯掻き込む。

 改めて荷物を引き取り、開梱して組む。
150919Bianchi開梱

150919パッキング最終形

 梱包箱だけ、一旦部屋に持ち帰る。

 機材チェックを兼ねて、普段着に片面フラット踏んで松山の夜の街を一周。
150919機材チェックを兼ねて松山夜ライド

 近々、愛媛の祭りが一同に集う祭イベントがあるらしい。
150919お祭りのイベントがあるらしい
 どうりで、あちこちで揃いの法被の若い衆が深夜まで気勢を上げている
訳だ。前日から乗り込んでいるのだろう。
http://www.mcvb.jp/souneri/

 軽く、全日空ホテル〜東雲神社〜愛媛大〜消防局〜杉山輪業〜城山公園
〜全日空ホテル、と一周約5キロ。
http://yahoo.jp/t59Yl0 ルートラボ

 城山公園は車の乗り入れなく、自転車は抜ける事ができるのだが、
150919キープレフトの呼びかけは、今回あちこちで目にした
キープレフトの呼びかけはしっかりと。
 「左側通行」「一列通行」...この旅で、この後何度も目にする事になる。
 愛媛の本気度の一部を見たような気がした。

 再びクロークに自転車預け、シャワーしてちとネット。
 引き上げた梱包箱に、着て来た普段着や不要な物も突っ込んでおく。
 雨具も、結局置いて行く事に。

 松山の市内中心部は路面電車の街。
 風情はあるんだが、黒光りする軌道と、周囲の滑りやすそうな石畳が
どうも気になった。
150919路面電車の軌道と石畳
 スマホのマップを駆使して、ルートの再検討を加える。


 いや、とっとと寝なきゃ。


 まずは、寝る。明日からスタート。

しまなみ1509(準備編)

 元々は、家族でしまなみ行きたいなあ、って話はあって、でも嫁はんも娘も
まだまだ乗り馴れないし、家族を山とか引っぱり回す訳にもいかんし(^^;
どうしたもんかねえ、という話もしていて、

 とりあえず、下見も兼ねて行って来たら?
 今回は一人なので、山にも上ってみたら?
って話になった。
 



●移動手段はANAで松山へ飛び、松山〜今治〜尾道で概算130〜
140km。良いぐあいに走れそう、と選択。
 たまには飛行機にも乗りたかったし。
 飛行機は早めに手を打ったため、あっさり予約完了。値段重視で再安の
最終便を往復とも早割で押さえる。

●まずは当然、宿の手配をしなきゃならない。

 松山は、松山全日空ホテル。ANAのマイレージクラブ限定プランが効いた。
速攻で押さえる。

 問題は尾道。宿が、無い(^^;
 今回、シングルの空きが全く無く、宿をしらみつぶしに当たりながら
憔悴していたのを、嫁はんがJTBのサイトであっさりとシングルの空きを
見つけてくれた。グリーンヒルホテル尾道。
 過去、グランフォンド京都参加時に、JTB検索では網野近辺にシングル
プランが皆無で、以来敬遠していたのだが...
 最近はシングルプランも扱う様になったのか、あるいはGF京都の時が
たまたまだったのか(^^;>JTB。

●飛行機移動と言う事で、当初は飛行機輪行を検討。コンポの保護等に
あれこれと思案をめぐらせ、古い厚手の輪行袋を引っぱり出して、収納の
検討に四苦八苦。しかし、ANAサイズ203cmに収めるのは至難の業。

 その一方で、色々調べていくうちに、致命的な問題が。

 他人様のブログで、荷室の関係で、積載を断られた、というケースを
発見(^^;。
 調べてみると、ボンバルディアは寸法計160と言う事で、無理(^^;

●と言う事で、飛行機やめますか、自転車やめますか、の二択となる。

 ここで、自転車の配送、という手段を考えてみる。

 ヤマト:JCAの会員にならんといかん。取次店での扱いが無い(つまり
宿への集荷に来ない)。

 という事で、佐川(シクロエクスプレス)か西濃(カンガルー自転車
輸送便)の二択となる。大体概要は一緒。料金や梱包キットの扱いなど、
中身が微妙に異なる。
 梱包の簡便さはカンガルー自転車輸送便。後輪を外さなくていいので、
エンド部分の状態が担保されるし、時間の節約になる。ただ、その分専用
ケースがやたら大きい。
 シクロエクスプレスは、箱が小さい。長さにして30センチも違う。これは
大きい。ひっくり返し前後輪外す。感覚的には横置きタイプの輪行バッグに
近い。

 シクロエクスプレスに決めた。

 ドライバ−との受け取りや引き渡しの応対、到着から帰路の出発まで
馬鹿でかい梱包キットを預かってもらわなければならない等、宿泊先に
大きな負担をかける事になるので、宿との交渉が必須。
 ホテルサイトの問い合わせフォームにて相談。翌日メールにて、全て
OKとの丁寧な返信が来た。感謝。宿の方は解決。

 ちなみに、ネットで色々と体験談を探すが、業務紹介のページや、
イベント等特殊な環境での体験談ばかり。個人旅行で宿泊先を通しての
配送体験は少ない。

●旅先の移動等のリスクも含め、ここは輪行、航送等、移動経験も豊富で
整備も慣れているBianchiで行く。
 念のため移動に向けて再点検。シートポストはチューブ側、ピラー側共
きれいに拭き掃除し、グリスを薄〜く塗り込んでおく。

●梱包キットが届く。
150808梱包キットが届く

一抱えの箱に本体の梱包箱、緩衝材、梱包要領書、
注意ラベル等が同梱。
150808梱包キット内容
 終わったらまた畳んで収納出来るところが良い。

●8月末あたりから日時の確定、宿との交渉の段取りに入る。
 松山のホテルには、何度かメールでやりとり。荷物の送り先、担当者、
開梱、組み立ての場所提供の依頼、チェックアウト後の梱包箱の預け〜
再訪、再梱包〜再集荷の事情説明と了解の取り付け等を連絡。
 ちなみに尾道のホテルは、かなりサイクリスト重視の宿で、自転車の
部屋への持ち込み可(!)という事だったので、予約後に確認のTELを一報
入れたのみで済ませる。

●託送荷物、ハンドキャリーの荷物、それぞれパッキングリストを作成。
何度もやり直す。
 基本電子機器や着替えはハンドキャリーで飛行機、ケミカルや工具類等、
エアで飛んだらトラブルになりそうな物は託送、というポイントで。
 合わせて移動時間、手段、料金、緊急の為に現地のプロショップの住所TEL、
マピオン&グーグルマップ(ストリートビュー)でのルート検討なども行う。

 将来の、家族でのしまなみ訪問への下見も踏まえてのライドなので、
基本ルートのブルーラインを軸に、個人的な楽しみの登坂等は、基本
ルートを逸脱しない、寄り道は元に戻る、をポイントに。
 
●8/13の集荷に向けて梱包に入る。
 まずハンドル回りの不要なアクセサリーを外す。とりあえずガーミンの
マウントとSkyMountiはつけておく。
 ハンドル回りはプチプチ巻き。リアのディレイラーは段ボールを折って
箱構造になっている既存の梱包材(多分扇風機についてたやつ(^^;)を
挟み込んでプチプチで巻くが、これは改良の余地がありそう。輪行用の
エンド金具を養生の芯に利用しても良いかも。
 シートポストをサドルバッグがリアタイヤに当たるまで落とし、固定
してBianchiをひっくり返してホイール抜き、ハンドルをワイヤーが無理の
無い方向に曲げて箱に収める。ハンドルの下にはエアクッションを敷いた。
 チェーンリングは厚手の紙で挟んだ上からエアクッションを巻いて養生。
150830チェーンリング養生

 チェーンとチェーンステーの間にはウエス、フロントフォークもエア
パッキン巻いて養生。
150830養生全体

 両側にそれぞれ付属の段ボール板と、外箱を入れて、そこにホイールを
突っ込む。

 入らん(^^;。クイック抜く。

 カセットには古い靴下をかぶせ、軸の両側はプチプチや段ボールを
さらに挟んでおく。

 フレームが小さい(44)事もあって、サドルも抜かずに済んだし、ペダルも
ぎりぎり入った。念のため段ボールとプチプチ当てて養生。
150830箱詰め基本の形

 小箱にヘルメットとSPDシューズを入れ、ヘルメット自体の保護の為に
エアパッキンで養生。抜いたクイックとアレンキー(携帯工具ではなく)
をレジ袋に入れてハンドル付近につけておく。
 
 あとは梱包箱の付属品にプラスして、本体自体をさらに補強。手持ちの
廃段ボールや廃発泡(無い場合はスーパーで貰って来たり)を駆使して、
箱構造が潰れない様に梁を渡すイメージで補強。空の小箱を組んで
要所に渡すのも有効。もちろん気になる隙間には緩衝材を追加して
突っ込む。

 取扱注意、天地無用等のラベルも追加で何種類か用意。さらに加えて
赤マジックで天地無用厳守を朱書き。
 さらにさらに追加で縦2本横1本、PPバンドで縛り、天面のバンドは
ドライバーがバンドを持たない様に布テープで貼り付けてしまう。
 最後にフタの継ぎ目の辺の全てを布テープで貼って完了。

●8/13、集荷のドライバーが引き取りに来る。
150913Bianchiを発送

 早速、バンドの横もって引きづりはじめ(^_^;;、専用箱の持ち手を使う
様に改めて念を押して見送る。
 ...道中、ご無事で。

●出発の前後あたりから、飛行機、宿の予約サイトから確認のメールが
入って来る。松山のホテルは直TEL予約のため、最終確認のメールを2週間
前程に入れ、内容をプリントアウトして持参。パッキングリスト作成の際、梱包
手順も一緒に書いてプリントアウトしておく。
 その他、飛行機のeチケット控え、尾道の宿のネット予約画面のプリントも
持参しておく。

●前日、何度も手荷物の再検討を繰り返す。幸い天気は良さそうなので、
雨具はウインドブレーカー程度で良さそう。
 最後の最後で、グローブを忘れている事に気づき、肝を冷やす(^_^;;;

●宿に到着後、手順を確認しながら開梱、組み立て。
150919Bianchi開梱

150919パッキング最終形

 やはり、シクロエクスプレスの場合であっても、梱包箱のボリュームは、かなり
大きい。この程度のボリュームが限界かなあ、と。

●梱包箱を松山で預かってもらい、出発。
 口頭で再度事情を伝える他、梱包箱には名前、再集荷日を明記の事。

●翌日午後、ライド終了。松山に戻る。
 再梱包時間は、ゆっくりでも1時間かからなかった。慣れればもっと短い
時間でできると思う。ただ、幸い今回は全くトラブル無く梱包できたので、やはり
時間の余裕は極力見ておいた方が無難。



●帰宅後、9/23お昼前、Bianchiが帰って来た。
 インターホンのカメラを通じて、いきなり台車に斜めになって運ばれて
いるのが見えた(^_^;;;;;
 インターホンを通じて、専用の持ち手を持って真っ直ぐ運ぶ様に注意(^^;

 ま、何とか中身はOK。

 それでもシクロエクスプレスのサービスは、ほぼバランスが取れていて
まずまず良いのではないかと。
 ただ、梱包に関してのみ、自衛として追加のパッキングの工夫がいるな。




 最後に。
 今回、松山全日空ホテルさんの対応は、ほぼほぼ完璧と言って良いです。
 感謝します。ありがとうございました。
プロフィール

ばば旦那

Author:ばば旦那
自転車。ギター。パンダ。メタル。プログレ。
まあ、いろいろ。

強くなりたいとか、速くなりたいとか、追い込むとか、出しきるとか、悔しいとか、情けないとか、そういうのはあんまりない、ただただ楽に、遠くへ行けたらいいなと試行錯誤する自転車中心の週末日記です。

グランフォンド京都参加(2011/フル)
伊吹山ヒルクライム参加(2012/12キロ開催)
四国遠征:阿讃ライド(2014/GW)
六甲遠征:六甲・摩耶縦走(2014秋)
フルビワイチ:8の字/唐橋(2015.6)
しまなみライド:松山~尾道~松山(2015.9)
自走フルビワイチ:8の字/唐橋(2016.6)
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