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自走フルビワイチ160618

 初めてフルのビワイチをやったのが去年の6月。丁度ほぼ一年前。
 8の字フルビワイチ150620

 サドルが痛くて、悪循環で他も悪くして、帰路は輪行。
 その後、紆余曲折の末、サドルを交換して、痛みはほぼ解決。

 もしかしたら、フル自走、いけるんじゃないか、と。

 夜明けも早く、時間が十分に取れるのも、この時期ならでは。

 例によって朽木、美山に加え、今回は自走六甲山も候補に上がり、いろいろ悩んだ末、再びビワイチ、という事で。


 前日、COLNAGO(CX-Zero Alu/105(11s))にエア入れる。
 タイヤはContinental Grand Prix 4-Season(25C)。
 前6弱(RS80-C24)、後ろ6ジャスト(RS81-C24)くらい。
 

 今回初めて、ガーミンのカロリーアラートを導入。
 アラートと言ったらトレーニング系のもんかと頭から思っていたのであー、こんな機能があったのか、と目からウロコ。

(今回の試みについては、ツイッターでフォローさせていただいている
Muga(@aminocyclo)さんのブログ「#aminocyclo」の記事を参考にしました。 ありがとうございました(^^))
「#aminocyclo」ウェールズの田舎を600キロ走りながら考えたこと1 補給

 バックパックに補給も多めで、アラートが鳴ったらすぐにある程度の補給は取れるようにしておく。
 近所のスーパーでデニッシュスティック(183kcal/4本入り)を二袋買ってバックパックに突っ込む。あとはエナジージェル(トップバリューの一つ60円そこそこのやつ)を4つ。
 久々に輪行袋も持参。ツール缶も輪行パーツ入れた大きい方にチェンジ。



●スマホのアラームで目が覚める、2時半。
 今日はすぱっと起きて、準備を急ぐ。早く出かけなきゃ。

 今日もパールイズミのメッシュインナーにシマノ夏ジャージ、ミズノアームカバー。パールイズミのウインドベスト。
 下はパールイズミコールドブラックパンツに、ユニクロ使い古しソックス。
 頭はサイスポのおまけキャップ。グローブはモンベルの指切り。
 
 心拍センサーつけてインナー着て、キッチン立ち食いでパンにヌテラ。牛乳。

 歯磨きして着替えたら出掛ける。


●ほぼほぼ3時スタート。
 男山泉~山手幹線に入るところを、先も長いのでアップダウンを避けようと、美濃山から松井の旧道の方に抜けようと左折。
 道を間違えて一ノ坪のコーナン手前まで押し戻される。慌てず戻るが、第二京阪周辺の道路整備で、訳のわからん道がたくさん出来ていて迷走。結局街灯も無い八幡のど真ん中を突っ切り、八幡木津線に出てしまう。夜間にしては交通量も多く、信号のストップアンドゴーも多い。
 何のために回り道したのやら orz。

 出たとこ勝負で、慣れんことやったらあかん。

 結局そのまま京田辺に入り、市役所東左折で国道307号合流。山城大橋を渡り、城陽に入り、新しいバイパスは無駄にアップダウンがあって車も多いので、旧道経由で307再合流。
 俺のラーメンから先の、城陽側の暗くて細い上りをこつこつ刻む。
 夜間でも大型などの車通りが多く、神経をつかう道だが、幸い今回はさほど怖い思いをせずに、無事宇治田原突入。

 宇治田原へ入り、郷之口~町役場~維中前~禅定寺の上りをこつこつ上り、猿丸神社前に4時17分。
160618猿丸神社前を越えて大石に下る
(カメラが光を集めていて明るいですが、実際はもっと暗いです)

 猿丸神社前の峠をを越えて大石へ下る。
 すさまじい濃霧がお出迎え(^^;。天然ミストが全身にばんばん当たり、アイウエア拭くために何度も停車。

 鹿跳橋を渡って国道422号。霧も少しマシになってきた。快調に走る。
 前回、この段階から痛かったサドルも、今のサドルであれば特に問題はない。

 唐橋西詰4時45分。前回より15分ほど早い。
 今回もここが今日のビワイチの起点。
160618唐橋西詰からスタート

 湖岸道路を進む。夜もあけて、日が昇る。
160618夜明け

 日本精工~科学館~近江大橋~パルコ~NHK。今回は車線に注意して、何とか直進。

 前回は皇子山公園の東側の通りに出て、道なりに北上、唐崎を抜けて、西近江路の旧道や裏道をつないで堅田まで走ったが、今回は早朝のうちに国道161号を一本道で抜けるルートを取る。
 思いの外信号につかまり、ストップアンドゴーが多かったが、生活道路ゆえスピードの出せない裏道と比べたら断然スムーズ。
 日が高くなり、交通量が増えたら、ちと遠慮したい道なので、今のうちに通過しておく(幹線道路嫌い)。

 堅田駅前の交差点を右折して真っ直ぐ西へ。突き当たったら左折。真っ直ぐ進んだら琵琶湖大橋へ立体交差をくぐり、そのまま道の駅びわ湖大橋米プラザに至る。5時41分。
 駐車場には車デポして用意に余念のないビワイチらしきグループ。トイレの前にはパニアバッグ満載の自転車と簡易テントも。

 ウインドベストをバックパックに突っ込み、トイレだけして、すぐリスタート。今回も8の字ルートという事で琵琶湖大橋を渡る。
160618琵琶湖大橋を守山側に渡る

 料金所(自転車は無料)を越えたら即、自転車道へ。大橋東詰~ピエリ守山からラフォーレ琵琶湖。ここにはジャイアントストアが入り、ビワイチの拠点の一つとして売り出し中。

 湖東の湖岸道路に沿った自転車歩行者道を対向や歩行者に注意して進む。幸い歩行者も殆どおらず、快調に進む。

 マイアミ浜を過ぎ、近江八幡に入って長命寺町の交差点を左折。
160618長命寺左折で湖岸のアップダウン区間へ

 山と湖に挟まれた細いアップダウンを進む。
160618湖岸のアップダウンを行く

 前から何台か自転車とも離合。軽装なところを見ると、地元の定番コースなのだろうか。
160618休暇村付近のアップダウン

 休暇村~堀切新港を抜け、ビワイチ定番の近江八幡白王町ファミマに6時48分。トイレして水補給、鮭おにぎり。

 メリダのフルカーボンに乗った方に声をかけられる。ツイッターのフォロワーの中野さん(@nakano03keiichi)だった。もちろんお会いするのは初めて。唐橋のツイートを見ておられたらしい。少し話。

 20分程でリスタート。県道25号の湖岸道路に沿って、琵琶湖岸の自転車ルートを、道路状況を見ながら適宜歩道と車道を使い分けつつ進む。その間、中野さんとは抜きつ抜かれつ。

 ここまでカロリーアラートは3回位。初めてなもんで、どう設定していいかもわからず、とりあえず400kcal毎に設定。ぴろりろぴろりろと耳新しいアラート音がなり「あーはいはい(^^;」って感じでとりあえずタイミングを見てデニッシュスティックを口に放り込み、区切りの良いところでさらに食う、といった感じ。
160618彦根から米原に向けて湖東を北上

 米原の磯漁港は、おなじみ、ねこ注意の看板。
160618米原磯漁港ねこ注意の看板.1

160618米原磯漁港ねこ注意の看板.2

 ねこと戯れたい気持ちは山々なのだが、家に帰れなくなるので(^^;先を急ぐ。

 長浜を通過し、いよいよ湖北の雰囲気になってきた湖岸を順調に進んで、道の駅湖北みずどりステーションに8時35分。前回と比べ、ここまでほぼ15~20分早い。スタート時間の分をそのままキープしている感じ。
 トイレして水補給してドデカミン追加。

 今日はたくさんの自転車乗り。列車もいっぱい。流石にロードバイクが多いが、一辺倒という訳でもなく、MTB、クロス、小径車も目にする。
 追いついてきた中野さんと少し話して、軽く挨拶して辞す(その後、マキノのメタセコイヤ並木まで行かれたとのこと)。

 結局10分程でリスタート。片山トンネルの手前で1人後ろにつかれたので、合図して先に行ってもらう。
 儂はトンネルの前でライト点灯。
160618高月の片山トンネル

 この先、主なトンネルここを含めて3つあるが、一発目の片山トンネルは歩道が狭く、交通量もそれなりにある中での車道通行となり、最もがんばらないかんトンネル(^_^;。
 強度は上げたくないのだが、結局後続に神経を使いながらもがいて消耗。

 トンネルの先は一旦湖岸を離れ、旧高月町~旧木之本町に向かって道なりに北上。ラインを変えないように気をつけながら、後続の車をその都度やり過ごす。
160618高月から木之本へ

 「国道8号を避けて大音の交差点を直進」は、ビワイチの重要なポイントの一つ。ここで国道合流で西進すると、メインの賤ヶ岳トンネルは長く、歩道は狭く、交通量も多い恐ろしいルートになるので、交差点は直進。
160618大音の交差点で国道8号を回避

 すぐ一本北側の道を即左折して、国道と並走する様に通る県道514号飯浦大音線に入り西進。
160618賤ヶ岳のトンネルに向かって旧道を上る

 賤ヶ岳の山腹に向かって緩やかに上り、そのまま県道を道なりに左カーブ。上り勾配は緩く、アウターでも十分にこなせる上りだが、ここは注意深く34*23まででじっくり刻む。

 そう時間もかからず、上った先に、旧賤ヶ岳トンネル。
160618旧道賤ヶ岳トンネル

 向こう側の出口が見えているほどの短いトンネルだが、照明は無く、中は真っ暗。
 前回GENTOS閃の100ルーメンでは全く役に立たず、路面漆黒のままでちと怖かったので、今回はLEZYNEの MICRODRIVE400XLをフル点灯で抜ける。路面のチェックはOK。ただそれでも、あくまでそれだけの効果(^^;。しっかり明るく照らすにはもう少し光量が必要か。

 トンネルの向こうは、おなじみ定番の絶景。湖北の風景が広がる。9時34分。
 やっぱビワイチは、これがなきゃね。
160618賤ヶ岳トンネルおなじみの絶景

 絶景ポイントには団体さんが一組と、先程片山トンネルで先行してもらった方。黒のフレームのロードに乗っておられた(マットブラックはロゴが見えにくくて(^^;)。
 皆さんは先に出発。軽く挨拶する。
 
 5分ほど景色を堪能してリスタート。数百m下って国道8号に合流。先のトンネルは手前を左折してエスケープ。小さい半島を回りこんで、湖北の風景を楽しみつつ進む。
 ここまで近江八幡のアップダウンや先程の上り以外は、ほぼ50*17固定。路面や交通量の安定した区間は下ハンでペダリングに集中。抜いて落とすを愚直に繰り返し、じっくり回す。

 国道8号に再合流の手前で、先行する団体さんらに追いつく。国道に左折合流し、付き位置にならないよう気をつけながら、交通量の多い道を少し我慢の走行。
 やがて団体さんは道の駅手前のローソン、黒フレームの人は塩津交差点のセブンイレブンに入っていかれた。黒フレームの人とは軽く挨拶。

 塩津の交差点を左折して国道303号に分離。7~8%の上り勾配を強度を上げないように気をつけながらこつこつ刻み。上った先に岩熊トンネル。
160618岩熊トンネルを抜ける
 ここのトンネル内は明るく歩道も広く、安心して通れる。

 トンネルを出て、スピードに乗りがちの下りを、路肩側の路面に注意しながら速度を抑えて慎重に下り、大浦口で左折。南下して大浦で右折。再び湖岸に出て、春には見事であろう桜並木をくぐりながら順調に進む。何組か自転車乗りのグループをパス。

 前回、この付近は、サドルの痛みが地獄で(^_^;座面のポイントをあれこれ探りながら景色を楽しむ余裕もなく、ひたすら前に進んでいた記憶が。

 今回はサドルも脚も大丈夫。
 ただ、少し暑くなってきた(^^;

 ガーミンのカロリーアラートが鳴る。短い連続したトンネルを抜けて、海津大崎に10時2分。
160618海津大崎
 前回より20分早い。まだ早めのスタート分の貯金を維持。

 海津は、既にマキノ。いよいよ道は湖北から湖西に向けて南下していく。
160618マキノからいよいよ道は湖西方向へ

 桜並木を離れ。マキノの湖岸の集落を抜けていく。このあたりから、時折対向の自転車乗りにもぽつぽつ出会うようになる。 
160618マキノ湖岸の集落を進む

 かなり暑くなってきた。
 ここに来て、しっかり補給をとっているつもりが、どうも追いついていない感じ。
 というか、体がデニッシュスティックを受け付けなくなってきた感じ。
 すこし脂っこかったか>デニッシュスティック(^_^;;;。

  ということで、後半まで温存の予定のエナジージェルを先行投入していく(^^;。

 マキノ~今津の道中は、湖岸の裏道ゆえにコンビニ等は無い。少しハンガーノック気味で、巡航も落ちる。暑さもこたえる。給水のペースが早すぎたか?
 追加投入の補給が効いてくるのを待つ。何とか風車村までしのいでアイスモナカ食おう。

 サイクルロードの表示に従って湖岸に出るが、朽ち果てた未舗装&タイル張りの遊歩道だった(-_-;;;;。
160618朽ち果てた謎のサイクリングロード
 オプション的なメリットも無く、ただただ消耗 orz。

 10時59分しんあさひ風車村。
 の、ハズだった。
160618休園閉鎖中のしんあさひ風車村

 閉まっとるやないかい......(´д`|||)

 どうやら、平成30年春にリニューアルらしい。えらい先やな。ルピナス(´;ω;`)
しんあさひ風車村の施設休止について

 悶々としてリスタート。
 新旭から安曇川へ、白浜~宝船温泉~萩の浜でそろそろ国道161号。交差を直進して県道300号の通りにぶつかったらそこで左折南下。近江高島の駅前にも、あまり店とか無さそうなのでスルー。161高島バイパスをくぐり、湖岸に出る。
160618高島バイパスをくぐり、湖岸に出る

 しばらくの間、国道161西近江路を我慢の走行。ラインを変えないように真っ直ぐ進むことだけ心がけて、後続がうまく抜いてくれることを信じながら進む。

 白鬚神社11時35分。巡航は落ちていたが、風車村での休憩が無かった分、前回より30分近く早い到着。
160618白鬚神社
 神社側には数名の自転車乗り。湖岸の鳥居側には、誰もいない。

 とにかくコンビニに入りたかったので、裏道に入らず、国道161号をもう少し我慢の走行。
160618国道161号を我慢の走行

 志賀北小松ローソンに11時44分。トイレしたら、持参のエナジージェルに加え、追加でジェル2発。エナジー系とアミノ酸系を投下。
 もう200キロも、目前。
160618志賀北小松ローソン。200キロも近い

 しかし、暑い。サイクルキャップを水でべちょべちょに浸し、そのまま被る。
160618志賀北小松ローソン。猛暑快晴

 25分程でリスタート。ここから適宜集落の道にエスケープ~湖西線に沿った自転車ルートを進む。
160618国道から適宜横道にエスケープ

160618北小松の湖岸沿いを進む

160618北小松の水産会社の壁画

 JR比良~志賀間の老人ホーム横の上りで、走行距離が200キロを突破。

 蓬莱の八所神社で西近江路に再合流し、裏道はおしまい。いつもは和邇付近で脇道にエスケープするのだが、ここは先を急ぐことを優先。西近江路を慎重に我慢の走行。交通量の多い幹線道路を神経をすり減らしながら進み、琵琶湖大橋病院から脇道に入って湖岸方向へ。
160618琵琶湖大橋病院から裏道に入り米プラザへ

 12時57分、朝以来再び、道の駅びわ湖大橋米プラザ。
 去年の到着が12時58分。ほぼほぼ同じ。巡航の低下とローソンでの休憩で、早朝出発の貯金を使い果たした形に。

 トイレして、久しぶりにデニッシュスティックかじり、レッドブル投入。
 体の疲労は如何ともし難いが、ここに来て、追加の補給が効いてきた感じ。脚や関節の痛み等、故障の自覚症状もない。
 ただ、相変わらず、暑いのはこたえる。再度サイクルキャップを水に突っ込む。

 結局10分程でリスタート、再び琵琶湖大橋を渡る。
160618再び琵琶湖大橋を守山側に渡る

 再び守山側に渡り、今度は東詰交差点を右折。湖岸道路に入り、県道西側の自転車レーンを南下。午前中は平坦で50*17固定だったのが、いつの間にか50*19になっていた。歩行者の居ない区間を見て、下ハンでイーブンの強度で回す。巡航が落ちたとはいえ、それでも28km/h付近の巡航はキープ。
160618守山から草津に向けて湖岸道路沿いを南下

 琵琶湖博物館~矢橋帰帆島~近江大橋へ。歩行者と、湖岸の駐車場への出入りの車、対向の自転車との左側離合に注意しながら、淡々と、こつこつと刻む。殆ど日陰がないのが辛い。
160618烏丸半島の風車

160618大津が見えてきた

 近江大橋を過ぎたら、ロイヤルオークホテルの手前辺りから車道の左側端に切り替え。交通量の多い湖岸の道を唐橋まで我慢の走行。急な挙動で道沿いの店舗に出入りする車が多く、怖い。

 唐橋の東詰を二段階右折して、南側から唐橋を渡り、再び瀬田唐橋西詰。14時4分。
 前回より15分早く出て、到着は4分早い。結果的に、ほぼほぼ同じタイムテーブルの中で落ち着く。

 とりあえずは、今回も8の字フルビワイチ。
160618唐橋西詰に帰着



 流石に疲れたが、脚も膝も特に痛くはない。
 ゆっくり走れば帰路も自走で何とかなる。

 京阪石山寺駅付近で右側の歩道に切り替え、のんびり走って茶丈藤村に14時10分。
160618茶丈藤村で小休止

 自転車は先客にニールプライドの人のみ。空調の効いた部屋でのんびり座るのは何時間ぶりだか(^^;。
オレンジジュースにアイスモナカをむさぼり食っていると、まりあ店長からサービスで一品いただくm(_ _)m
 帰りは例によって季節のお花を持たされてカメラにおさまる。いつもの様に、そのうちお店のFBにアップされると見た。
 茶丈藤村

 あまり呆けていたら体が動かなくなって帰れなくなるので(^_^;20分程でリスタート。

 後半の補給が効いてきたのと、疲れとで50/50って感じか。巡航は落ちるが、体はそれなりに動く。それでも自重して南郷~関津峠は回避。国道422号~鹿跳橋から大石を経由し、元来た道をそのまま、猿丸神社に向かって真っ直ぐ上って行く。
 緩勾配をこつこつ、50*19~23。勾配が強まると、とっととインナーに入れ、アウターでもこなせる上りを一足づつこつこつと刻む。
 5%~終盤は10%近い。楽ではないが苦痛もない。ゆっくりではあるけれど、想像していたよりは脚が回る。
160618帰路の大石から猿丸神社への上り

 猿丸神社前に15時6分。スピードに乗る下りを、疲労の分を差し引いて抑えめで安全第一に下る。

 郷之口の交差点に15時18分。流石にくつわ池を上る気力も体力も無く、気の重い国道307号に合流。脇を通り抜ける大型やダンプに気を滅入らせながら銘城台の緩勾配をこつこつと上り、プチ峠を超えて城陽に入る。

 行きの上りと違い、城陽への下りは、大型なりダンプなりに道を譲って先行させて後をついて行く。狭路区間では大型車両同士も離合するのがやっと。前が頻繁につまり、全体の流れが遅くなる。後続も前方の状態は承知しているので、前に合わせて下っている限りは文句も言わない。ペースを合わせて、安全に下れる。
 俺のラーメンのあたりで狭路区間は終わり、広くなった路側帯に入ったら後続をとっとと先に行かせ、路面に注意しながら慎重に下る。それでも交通量の多いのには変わりなく、しばらくは我慢の走行が続く。

 山城大橋に15時37分。気温表示の34度に、げんなりしつつ橋を渡り、自転車道に合流。
 ほぼ50*19固定。不用意に強度を上げたらたちまちタレて終わるのは目に見えていたので、極力力を入れず、イーブンの強度でペダリング依存でじっくり回す。下ハンで骨盤を前に倒し、下死点を抜いて引き脚は無重力。上死点を前に滑らせて落とす、を愚直に繰り返す。疲労は如何ともし難いが、26~28km/hあたりの巡航で終始。

 少なくとも、一足一足回してりゃ、家には帰れる。

 流れ橋に15時56分。ここからはもう残り10キロ少々。少し脚を休めて最後のストレッチ。5分程でリスタートして、変わらず淡々と刻んで御幸橋16時14分。夕方にもかかわらず自転車乗りはたくさん。団体さんの姿も。

 オーラスはいつもの通り。旧国~リベロから橋本の京街道に下りて小金川踏切~中之芝の史跡公園予定地横を北楠葉方面に抜けて和了。

 16時30分頃帰宅。
 石山寺から輪行で帰るのとそんなに変わらんの。 
160618無事帰宅


http://yahoo.jp/-QPlN2 ルートラボ


(サイコン読み/ドアtoドア)
走行時間10時間33分 平均速度26.5km/h 行程277.69km 最高速度47.4km/h。

(ガーミン読み/本格走行時)
走行時間10時間23分 平均速度26.5km/h 行程275.31km 最高速度47.4km/h
獲得標高1021m(ルートラボ表示838m)
心拍平均140/最高164bpm
ケイデンス平均76/最高128rpm



 実走10時間半。移動延べ13時間半。走行距離270キロはもちろん自己最長。
 流石に疲れた。
 ちなみに900m前後の上昇量は ほぼ全て唐橋への行き帰りの移動区間(^^;
 ど平坦は、芸風と違うねんけどな(^.^;;
160618ガーミンコネクトで最長距離自己新表示


 今回はサドルの痛みも無く、脚や膝の痛みなど、故障の自覚症状も無く、何とか念願の自走フルビワイチを果たすことが出来た。

 しかし、なにせ暑うて(´Д`)。一応出る前に日焼け止めを顔と首筋に塗りたくって出てきたのだが、さらなる対策が必要だな。日焼け止めの追加持参とか首筋の保護とか。
 キャップを水でひたひたに濡らして被るのはある程度効果があった。

 補給投入の目安としてはカロリーアラートはかなり有効だったと思う。
 ただ、海津~米プラザ付近は、補給が追いつかず、少しエネルギー不足気味になってしまった。もしかしたらアラートの設定をもう少し短め(300kcal)くらいにしといた方が良かったのかもしれない。ただ、この補給不足は内臓が弱ってしまった、という要因もかなり大きいと思っている。
 ともかく、内臓のやられた感が、ものすごい。
 暑さかもしれないし、給水のペースかもしれないし、補給のチョイスかもしれない。
 デニッシュスティックは、やはり少し油っこすぎたかもしれんなあ(´Д`;。スペースはかさばるが、チョコチップスナック(90kcal)を一回2~3本でも良かったかもしれん。


 とにかく、事故なく怪我なく戻って来られたのが一番の幸い。感謝。
 これからは酷暑のシーズン。次のロングは秋かな。でも日の出は遅くなるからな。やっぱり5~6月が、一番。
 でも「さあ次は300キロ」みたいな、次の目標とか新たな課題とか、そういうのは全く無くて。

 どこか本当に走りたい道があれば、何百キロでも走るかもしれないけれど。
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8の字フルビワイチ150620

 南湖周辺こそ、通常ライドのルートとして、何度も走ってはいるが、
北湖一周となると、米プラザを起点とした知人のグループライドで、
一度だけ走ったきり。

 瀬田唐橋起点のいわゆるフルのビワイチは、もちろんまだ一度も走った
事は無かった。

 6月は夜明けが早く、酷暑のシーズンになる前の、ロングには最適な
季節。
 当初は、大好きな朽木ライドにでも行こうかと思っていたのだが、雨の
止み間を縫って走るとなると、山間部は間違いなく激ウエット確定。

 と言う事で、かねてから構想のあった自走ビワイチに出てみようか、
と思い立った訳。どうせ車無いし(^^;



●朝、スマホのアラームの前後で目が覚める。2時50分。
 眠くて体が動かないのはわかり切っていたので(^^;。まずは布団の
中でスマホいじって脳のポンプアップ。
 3時には何とか起きて、心拍センサーつけてインナーだけ着て、キッチン
立ち食いで食パンにメープルシロップ、残り物のピザ。牛乳。

 パールイズミのメッシュインナーに、今日はコロンビア夏ジャージ、
ミズノアームカバー。
 下はパールイズミ短パンに、ユニクロ使い古しソックス。ウインド
ベストにしようかとも思ったが、天候を考えて、念のためモンベルの
ウインドバイカーにする。頭はサイスポのおまけキャップ。

 少し迷ったのだが、念のため輪行袋もパーツを最小限にして持って行く。

 歯磨きして着替えたら出発。



●3時半前にスタート。路面は場所によっては、完ウエットに近いまだら
ウエット。朝の冷えた空気が湿っぽい。
 まあ今日は降りさえしなきゃ良いよ。

 男山泉〜山手幹線。左折で国道307合流。山城大橋を渡り、城陽〜宇治
田原へ入る。
 俺のラーメンから先の、城陽側の暗くて細い上りをこつこつ刻む。
 大型が容赦なくがんがん脇を通り抜ける。
 最凶に怖い(-_-;。

 宇治田原へ入り、郷之口〜町役場〜維中前〜禅定寺の上りをこつこつ
上り、猿丸前を越えて大石へ下る。
150620夜明け前の猿丸神社前を通過

 雲は厚いが、かなり明るくなって来た。

 変速が今ひとつ不調。特にフロントがあかん。アウター>インナーは
ぎこちないなりに何とか落ちるのだが、インナー>アウターが、ヒドい
時は30秒くらいガリガリ。タイミングが合えばやっと入るって有様。
 アジャスターでテンションいじるが、少しマシになった程度。
 ...まあ使えん事も無いから、いいか(^^;。

 鹿跳橋を渡って国道422号。早朝なので交通量はまだマシ。快調に走る。
 ただ少しサドルが痛い。何のひねりも無く、ストレートに両側の座骨。
 合ってないのかねえ>サドル。先が思いやられる。

 唐橋西詰5時2分。
150620唐橋西詰を起点にスタート
 ここが今日の起点。

 とりあえず湖岸道路を進む。日本精工〜科学館〜近江大橋〜パルコ...
150620まずは湖岸道路を大津市街地へ
 成り行きで左折車線に吸い込まれたりして、浜大津で少し迷走。何とか
皇子山公園の東側の通りに出て、道なりに北上。しばらくは湖西線脇の
裏道を進む。
150620湖西線に沿って裏道を坂本方面へ

 唐崎を抜けて、国道161バイパスが見えたら、合流直前に右に折れて、
161西近江路に一旦戻り、すぐ再び別の裏道に入る。
 微妙に軽くカーブした道に、脇には小さい神社や寺が点在。典型的な
古い街道筋然とした道。
150620西近江路旧道に入る
 どうも西近江路の旧道らしい。
 坂本に入り旧道は161を横断。
150620西近江路旧道が国道161号を渡る

 カネカの前で細道は161に沿い合流する。しばらく国道を我慢の走行。
雄琴の手前で再び国道を避けて、山側の裏道を堅田まで。湖西線を潜って
JR堅田駅。
150620湖西線堅田駅

 駅から真っ直ぐ西へ。突き当たったら左折。真っ直ぐ進んだらそのまま
道の駅びわ湖大橋米プラザに至る。6時8分。
150620道の駅琵琶湖大橋米プラザ
 ビワイチらしきグループもぽつぽつ居るが、そんなに目立たない。

 トイレだけして、すぐリスタート。琵琶湖大橋を渡る。
150620早朝の琵琶湖大橋を渡る

 料金所を越えたら即、自転車道に入る。大橋東詰すぐ北側に噂のピエリ
守山。ここかあ。
150620琵琶湖大橋守山側にピエリ守山

 湖東の湖岸道路を状況に応じて車道と歩道(自転車道)を選択しながら
進む。
150620守山・野洲付近の湖岸道路を行く

 マイアミ浜を過ぎ、近江八幡に入って長命寺町の交差点を左折。
150620長命寺交差点を左折
 山と湖に挟まれた細いアップダウンを進む。
 木立の部分はかなりのウエット路面。既に自転車はどろどろに(^^;。
 休暇村〜堀切新港を抜け、ビワイチ定番の近江八幡白王町ファミマに
7時8分。
150620定番の近江八幡白王町ファミマにピットイン
 トイレしてレッドブルとどらやき。
 以前来た時には、確か無かったバイクラックが新設されていた。
150620近江八幡白王町ファミマの以前には無かったバイクラック

 15分程でリスタート。県道25号の湖岸道路に沿って、琵琶湖岸の
自転車ルートを進む。
150620県道25号線横に沿って自転車道を進む

 今回こだわったのは、歩道(自転車道)を積極的に通る、という事。
 もちろん自転車は原則車道左側端、と踏まえた上での話だが。
 理由は二つ。

 一つは湖岸ルートの多くが自転車通行可の歩道になっており、恐らく
(当然)サイクルロードとしての使用が想定されている、という事。

 もう一つは、単純に、幹線道が怖い、という事。
 滋賀県には、案外大きい事業所が多く、大型トラックやトレーラーも
多い。区間によっては、正直なところ、かなり怖いし、ストレスにもなる。

 所詮歩道目線である日本の自転車レーンなので、段差や危ない舗装
(タイルや疑似砂利)も多く、もちろんそれらは避けたいところ。安全を
見て、走れるところは、もちろん車道を走るが、今回、サイクルロード
運用と見なせる歩道は、使えるところは徹底的に使った。
 歩行者優先に留意しつつも、始終歩行者の多い区間ばかりを走る訳では
無いから、歩道といえども割り切れば、かなり快適に走れる。

 自転車通行可の歩道が併設されていれは、別にどちらを通っても良い
だろう、と言う事なんですけどね。
 原則さえ踏まえておけば、別に歩道走行をためらう必要は無い。

 時折、幹線道沿いから、湖岸の脇道に誘導してくれたりする。
150620時折脇道に誘導してくれる
 しっかり見ていないと見落としてしまいそうだが(^^;。

150620彦根・米原付近の湖岸を行く
 湖北が近づいて来ると「ぐるっとびわ湖サイクルライン」の表示に加え、
「湖北サイクルロード」の表示が別途加わる。
150620湖北サイクルロードは長浜土木事務所の独自ルート
 「ぐるっと〜」は滋賀県の選定、「湖北〜」は長浜土木事務所が別途
選定しているらしい。
 他にも色々、個々に選定された自転車ルートがあるみたいだが。

 彦根から米原にかけて、3ヶ所程、湖岸の集落を抜ける。生活道路故
注意して進むが、各々琵琶湖を漁場とする漁港等があり、独特の雰囲気。
 ねこも、多いのかな。
150620米原磯漁港付近にて

 長浜で豊公園の方に迷い込んでしまい、ほんの少しだが迷走(^^;

 長浜の市街地を過ぎるあたりから、徐々に湖の風景が変わって来る。
150620徐々に湖の雰囲気が変わって来る

 当初は9時にみずどりステーションは厳しいかな、とも思っていたの
だが、結局、道の駅湖北みずどりステーションに8時57分。
150620道の駅湖北みずどりステーションのバイクラック

 「みずとり」ではなくて、「みずどり」なのね。
 水鳥は見えなかったけれど、ツバメが山の様に居た。
 トイレして水を補給してポカリを追加。

 先着でGTのMTBのおじさん。後からCAAD10にカペルミュールジャージの
お兄さんと明るい青のTREKのお嬢さんのカップル。軽く挨拶して辞す。

 15分もしないでリスタート。すぐ北隣にバードウォッチャーの秘密
基地が(嘘)
150620湖北水鳥公園のバードウォッチング施設

 すっかり湖北の風景になって来た。
150620湖北独特の雰囲気に変わる

 先のトンネルに備え、前後のライト点灯。
 少し雲が出て暗くなって来たので、丁度いいか。
 時折雨もぱらつく。冬みたいな天気(^^;。

 一発目の片山トンネルは、歩道が狭く、車道通行。どきどきしながら
全力で突っ切るが、サドルに当たる座骨面が痛くて巡航が上がらない。
幸い大型車が来なくてほっとする。
 旧高月町(今は長浜なんだなあ)に入る。国道8号線合流の大音の交差点
まで道なりに真っ直ぐ。自転車と車で、それぞれ一度づつ、通った事は
あるのだが、想像していたより、遠い(^^;。

 いつの間にか木之本に入り(ここも長浜なのか)ようやく国道8号。
 ここは国道を避けて大音の交差点を直進(ビワイチの重要なポイントの
一つ)即左折して国道と並走する様に県道514号飯浦大音線に入る。
 賤ヶ岳の山腹に向かって緩やかに上り
150620賤ヶ岳トンネル旧道への上り.1
道すがらの看板とは逆の道なりに、そのまま県道を左カーブ。久々の登坂
区間に入る。とはいえ、記憶していたよりも案外短く、勾配もせいぜい
5%強といったところか。34*19あたりで快適にこなす。
150620賤ヶ岳トンネル旧道への上り.2

 上った先に、旧賤ヶ岳トンネル。
150620賤ヶ岳トンネル旧道

 外との明るさの差もあり、中は真っ暗。100ルーメン程度じゃ全く役に
立たない(^^;。
 ケツが濡れるくらい完ウエット路面という事もあって、かなり怖い(^^;
 こんなところで転びでもしたら、散乱した落とし物など回収するのは、
まず不可能に近いな(^^;
 慎重に進み、行く先に出口の明かりが射す。
150620真っ暗な賤ヶ岳トンネル旧道を抜ける

 トンネルの向こうは、おなじみ定番の絶景。9時34分。
150620賤ヶ岳トンネル旧道飯浦側からの湖北の絶景

 湖北の風景が広がる。
150620湖北の絶景を見渡す

 数百m下って国道に再合流。下りの路面は濡れた枯れ枝が堆積し、緊張。
 再合流した先にもトンネルがある。こちらは歩道が広いらしいが、
あえて手前を左折してエスケープ。湖岸の風景を楽しみつつ進む。

 再々度国道8号に合流し、交通量の多い道に少し我慢の走行。塩津の
交差点を左折して国道303号に分離。7〜8%の上り勾配をだらだら上る。
150620塩津から岩熊トンネルへの上り

 上った先に岩熊トンネル。入り口付近が工事中で車は片側交互通行の
渋滞。儂は歩道走行でスルー。トンネル内は明るく歩道も広く、安心して
通れる。

 下りを快走し、大浦口で左折。交差点で自転車乗りと挨拶して離合。
南下して大浦で右折。再び湖岸に出て、やや細いウエット路面を進む。

 道中の景色は良い風情なのだが、サドルが痛くって(^^;
 あるいはレーパンのパッドが、へたってきたのかもしれんなあ(´△`)。

 座面のポイントを探りながらだらだら走っていたら、背後から音も無く
ラピエールのロードが抜いて行った。
 少し自分よりケイデンスが高めだったので、試しにギアを少し軽くして
ケイデンスを合わせてみる。脚も回るし、問題無くついて行ける。

 走行距離は既に150を越した。脚はまだ大丈夫。問題はサドルだけ(^^;

 付き位置にならない様にだけ気を付けながら、しばらく後ろをついて
行く。短いトンネルを何本か連続して抜けたら海津大崎に10時22分。
150620海津大崎

ラピエールの人は、そのまま走って行かれた。
 少しストレッチしてゴーフルかじってリスタート。
 海津大崎の前後は桜並木が延々と続く。
150620海津大崎の桜並木
 桜のシーズンは最高らしいんだが、逆に人が多くて大変かもなあ。

 海津は、既にマキノ。いつしか市境を越え高島市に。時折対向の自転車
乗りにもぽつぽつ出会う。 
 湖岸沿いの集落をのんびり抜けていく。というか、サドルが痛くて(^^;
座面をずらしつつ、その都度ペダリングが止まるので、巡航が上がらない。
 まあ生活道路だから、丁度いい速度にはなっているのだが、まあ、その
あまり、快適ではないな(^_^;;;。

 (ということで、海津大崎以降、写真が極端に、減る(^^;)

 マキノ〜今津の道中は、湖岸の町並みを進む。メインの道ではないので
コンビニ等はあまり無い。淡々と進んで新旭に入り、再び湖岸道路、
いや湖周道路となる。
 場所によって「湖岸道路」やら「湖周道路」やら...詳しい区分はよく
わかりません。もやもや。

 ここで、色々と試行錯誤の末、前傾を深くして骨盤をより寝かせる事で、
少し局面が打開する。座骨の痛みが和らぎ、巡航が上がって来た。
 但し、前傾が強くなる事で、ペダルが強く「踏ませられる」形になり、
今度は脚の方が目に見えて消耗して来た。

 サドルが痛い>結果、踏み続け、脚を使う>緩めるとサドルが痛い
 >また踏んでさらに消耗>タレるとサドルが痛い>がんばって回す...
 ...というスパイラルに(^^;

 入力〜跋重のバランスが取りづらい。座面のポイントを探るに加えて、
ペダリングも合わせて試行錯誤、という状態。

 11時10分しんあさひ風車村。トイレしてチョコモナカかじる。
 以前、中途半端な謎なサイクルハンガーが置いてあったのだが、かなり
まともな物に改善されていた。
150620新旭風車村

 20分程でリスタート。
 道は新旭から安曇川へ、この周辺も全て合併し高島市になっている。
 湖周道路沿いには歩道の自転車レーンも、あるにはあるのだが、所に
よっては歩道に松の落ち葉の堆積した、でこぼこな道だったりなので、
あまりメリットも無く(^^;。
 このあたりの区間はそんなに交通量も多く無いし、基本通り車道の
左側端を走行。
 近隣でトライアスロンがあるらしく、スタッフの人が看板など立てて
おられた。

 道は早朝以来、久々に国道161号にぶつかる。左折南下かと思いきや、
自転車道の標識は直進。少し「?」となったが、ふと思いついて直進。
 県道300号の通りにぶつかったらそこで左折南下。近江高島の駅前を
抜けて、161高島バイパスをくぐり、湖岸に出る。

 以前朽木からの帰路、安曇川から湖岸に抜けた経験が役に立った。
2014年5月24日の日記
 公式自転車ルート的に正解かどうかは兎も角(^^;。

 ここからはしばらく国道161西近江路を我慢の走行。歩道併設の区間も
あるが、砂も浮いて荒れており使い物にならない。

 白鬚神社着。ここで正午。200キロも目前。
150620白鬚神社
 いつも、何人かは休憩しているのに、今日は、誰もいない。

 全体的に、自転車の人は、そんなに居ない。
 たまに行き交いはするが、想像していたより、うんと少ない。

 北小松付近から、断続的に集落の道にエスケープ〜湖西線に沿った
自転車ルート。

 そして、JR比良〜志賀間で、ついに走行距離が200キロを越す。

 湖岸からは遠くに堅田の町並みが見えて来た。
 ...ああ、もう観覧車、無いんだ。
150620志賀・蓬莱付近から堅田方面、既に観覧車は無い

 和邇付近での脇道エスケープを経て、最後の西近江路復帰。交通量の
多い幹線道路を神経をすり減らしながら進み、琵琶湖大橋病院から脇道に
入って、12時58分、再び米プラザ。212キロ。

 少し、へたりこむ。

 堅田から輪行して帰るか、当初の予定通り自走で帰宅するか。
 トイレして、弁当に持参の食パンかじりながら考える。

 深い前傾でサドルはだましだまし何とかなる。
 しかし、膝が痛い。そして何より、そろそろ脚が辛い。

 結局、再び琵琶湖大橋を渡る。
150620再び琵琶湖大橋を渡る

 再び守山側に渡り、今度は東詰交差点を右折。湖岸道路に入り、県道
西側の自転車レーンを南下。
150620琵琶湖大橋東詰から湖岸道路に沿ってサイクルロードを南下

 唐橋まで戻れば、一応琵琶湖一周。
 8の字だけど(^^;
 なぜ琵琶湖大橋交点の8の字にしたのか。まあ何となくなんやけど、
多分南湖湖西。特に大津付近のルート処理が煩わしい気がしたからかも
知れない。近江大橋の入り口は苦手だし、湖岸公園の遊歩道は走りにくく
舗装も嫌い。
 市街地のルートを、ちゃんと調べてからだな。

 深い前傾で体力は使うが、膝はペダリングでしばらくは何とかカバー
出来る、と思う。

 とりあえず、唐橋まで行く。あとは状況で考える。


 琵琶湖博物館〜矢橋帰帆島〜近江大橋へ、歩行者と、対向の自転車との
左側離合を意識して、淡々と、こつこつと刻む。

 自転車乗りは、居るには居るが、相変わらず少ない。
 なんでかな。貴重な雨の止み間だというのに。

 草津のイオンは巨大だな。近所のモールの倍以上ある。

 近江大橋を過ぎると、急に歩行者が増えて走りにくい。時折押し歩き
ながら車道にだけは下りない様に(右側歩道なので、下りたらたちまち
逆走になる)注意しつつ進む。歩道の切れる区間は自転車を下りて、
押し歩き。

 河川敷の遊歩道に復帰。ペダリングで庇いきれない膝の痛みが徐々に
強くなっていく。サドルは、深い前傾でごまかしてはいるが、相変わらず
痛い痛い。
 唐橋が見えて来た。
150620やっと唐橋が見えて来た

 唐橋をくぐって、南側から唐橋を渡り、再び瀬田唐橋西詰。14時8分。
150620唐橋西詰に再び帰着

 朝の唐橋が5時過ぎだったので、ほぼほぼ9時間。実走7時間半、って
とこか。

 とりあえずは、フルビワイチ。



 で、もう大津に入るあたりで、結論は出ていて。
 脚は兎も角、この膝では猿丸は越せないな、と。
 あと、家族に伝えていた、帰宅予定の15時にも間に合わないな。
自走なら、もっと遅くなるな、と。

 石山寺から、輪行で帰る事に。
 という事で、京阪石山寺駅で、ライドは終了とする。
150620京阪石山寺駅から輪行で帰路へ.1


http://yahoo.jp/7UytZ2 ルートラボ
(スタート〜京阪石山寺まで)

(サイコン読み/スタート〜京阪石山寺まで)
走行時間9時間12分 平均速度25.6km/h 行程235.72km 最高速度49.4km/h。

(ガーミン読み/本格走行時)
走行時間9時間4分 平均速度25.9km/h 行程235.02km 最高速度49.8km/h
獲得標高863m(ルートラボ表示808m)
心拍平均133/最高161bpm
ケイデンス平均67/最高122rpm



 輪行袋。まさか使う事になろうとは。

 緊急用として持って来たので、袋とエンド金具以外は省略してきたので、
適当なベルクロやら、ひもやらでホイールを固定し、レジ袋やら、ウエス
やら新聞紙やらでチェーン回りなどカバーして、ストラップも無いので
袋の隙間からダウンチューブわし掴みで運ぶ。
 乗り換えの移動程度なら、何とか。

 茶丈藤村にも久しぶりに寄りたかったけれど、即座に電車賃が足りなく
なるが判明(^^;。断腸の思いで電車に乗る。
 150620京阪石山寺駅から輪行で帰路へ.2

 石山寺から浜大津までは、車両の関係で後部のスペースが確保出来ず、
車いすスペースを拝借。

 浜大津で乗り換え。大津線は京都地下鉄と相互乗り入れ。太秦天神川
行きとなる。ここでは輪行の基本通り後部スペースを確保。
 隣り合わせた鉄の人が乗務員室のコンソールの写真を撮りまくる(^^;
 
 京阪三条から特急。ここも車両の関係で、再び後部スペースが使えず。
ただドア横が壁状になっているので、そこのスペースを使って置き場を
確保。混雑してきたら最悪乗り換えようかとも思っていたのだが、幸い
比較的空いており、乗り換えずに帰路へ。

 駅前の旧京銀横のスペースで輪行を解き、自走で帰宅。
 結局、帰宅は16時30分頃となる。



 もし、自走で帰っていれば、獲得標高も1000mを越し、距離はミラノ〜
サンレモにも迫っていたのかもしれんがな。

 自走のつもりが、結果的に半自走になってしまったけれど、別に大きな
問題じゃない。
 無理せず、無事が一番。


 実走9時間。移動延べ13時間。走行距離235キロは自己最長。
150620最長走行距離を更新

 ...流石に疲れた(^^;

 次はサドルとペダリングを何とかして、機会があれば、いずれ、また。

六甲遠征141122

●夜半2時過ぎ、目が覚めてしまう。もう少し寝たかったのだが、結局2時
40分頃心拍計つけてインナーだけ着て、パソ前で惚けるのもそこそこに、
キッチン立ち食いで牛乳にパンにヌテラ。
 たっぷり。とにかくしっかり喰っとく。
 雨雲レーダー見る。少し嫌な流れ込み(^^;。ただ、それほど酷くも無さ
そうだし、実況天気では降水量は無し。冷え込んでは居るものの、極端に
寒くも無いし。

 今日はパールイズミのメッシュインナーと、ユニクロのウォームドライT
長袖にモンベルのアームウォーマーを仕込んで、アディダスSKY/WWF夏
ジャージ。
 下はシマノ冬タイツに、コロンビアのクォーターパンツを重ね、腹には
パールイズミ腹巻きを仕込む。あとはモンベルのウインドバイカー。
 グローブは悩みに悩んで結局指切りの夏グローブに、フリースの
インナーを重ね、防風の為に、掃除用のポリ手袋を持参。
 これは、賭けだな(^^;
 ソックスはユニクロ5本指に、ウエットスーツ地の防寒靴下を重ねる。
 バックパックには古新聞も少し。キャップはお手軽にサイスポのおまけw。


 歯磨きして着替えたら出掛ける。


●4時過ぎスタート。
 今日の出発時は、移動だけなので、脚温存で、時間優先。なるべく
信号に引っ掛からない住宅地の裏道を抜けて行く。
 企業団地〜家具団地回って、山手幹線に合流。

 そんなに寒く無い。指切りグローブ&フリースインナーで丁度いい。

 4時半頃松井山手着。
http://yahoo.jp/NLjpDc ルートラボ

 即Bianchiひっくり返し、ホイール抜いてくくりつけ、輪行袋に収める。
エンド金具の角度がなかなか決まらず難渋。

 輪行袋の納めが、どんどん下手になるorz。

 もう少し余裕を見て、ローソンで買物などする予定が、結局余裕無く、
発車5分前に切符買って構内へ。
 JR松井山手駅から甲子園口行き5時3分始発に乗る。
141122始発で尼崎へ.1

 ベルクロで手すりにくくりつけて座る予定が、輪行袋の納めが下手くそ
過ぎて正立しないので(^^;、結局立ちっ放しで支える。
141122始発で尼崎へ.2

 乗って来る客は結構多いが、京橋あたりからみんな下りて行き、北新地
過ぎたらがらがら。

 6時4分尼崎着。ホーム跨いで福知山線乗り換え。6時15分発の
篠山口行きに乗る。やっと東がうっすらと白んでくる。
 こちらも案外客は多いが、これまた北伊丹でごっそり下りる。ダイハツ
あたりかもしれんな。
 6時38分宝塚着。もうすっかり明るい。少し雲は取れないが、天気は
まあまあ。
 
 着いたからと言って、すぐに走れる訳じゃない。駅構内にいるうちに
トイレして、改札出てキオスクで昆布おにぎり二つ。外に出てバス停
後方のスペースで、おにぎり齧りつつBianchi組んで車体点検、サイコン、
ガーミン、サドルバッグ、ボトルを取り付け。輪行袋のパーツをまとめて
トップチューブのバッグに突っ込み、輪行袋は注意深くまるめて収納袋に
入れ、簡易ボトルケージに突っ込む。
 やはり、そんなに寒くない。ポリ手袋はいらんかったな(^^;。
 7時15分頃、やっとスタート。
141122JR宝塚からスタート

 武庫川を渡り、宝塚南口を抜けてガストの先で右の斜めの細道に入る。
うfjの角まで出たら、もう逆瀬川。そのまま右折して川沿いを進む。

 ....既に、上ってるやん(^^;
141122逆瀬川からすでに上ってる.1

 だらだら、しかし、きっちりと上り勾配。しかも、冷静に見ると、
きっちり5%前後ある。一番いやなパターン。それが宝塚GC〜逆瀬台の集合
住宅群〜逆瀬川渡るまでずっと。しかも車通りは多く、路肩は狭く、溝が
口を開けてる。すげー、嫌。
141122逆瀬川からすでに上ってる.2

 もう腹をくくって、初手からインナーでこつこつ刻む。西宮CC区間は
アップダウン。脇を抜ける車に神経を使いながら、甲寿橋交差点に7時
39分。
141122甲寿橋交差点

 案外、暑い。グローブのインナー外して指切りのみにする。ウインド
ブレーカーはバックパックへ。
 MTBの人が1人下りて来て、鷲林寺方面へ通り過ぎて行った、軽く挨拶。

 さて、上るぞ。
141122東六甲登坂スタート

 甲寿橋からしばらく一通の細道を経て、合流部辺りからは既に10%
前後を刻む、というか、見た目全然10%の感じじゃないんだが、現に脚は
回らないしケイデンスも落ちるし、心拍も上がる。

 西宮北有料道のトンネル手前信号を左折。
141122信号を左折すると本格登坂が始まる
 大概の車はトンネルを抜けて山口方面に直進しちまうので、交通量は
ぐっと減る。

 ずっと10%前後が続く。延々と続く。はなっから、インナーロー固定。
 時折、15%くらいの壁が、がんと来るんだが、
141122時折がつんと壁の様な強坂.
それはちゃんと冷静に見た上での話。正直、よくわかんない。
 序盤からそうなんだが、勾配の感覚が、つかみにくいのだ。
 脚は正直なもので、重くなり、ケイデンスが落ち、心拍が上がる。
 ただ、受ける印象(特に視覚)がおかしい。
 7%も、12%もおんなじに見える。ペースメイクがしにくい。
 なんだこの既視感は、と思い出したのが、佐々里峠の美山側。勾配の
つかみ辛い、狡猾に変化する勾配。

 そういう時は、落ち着いて、強度を落とす方向に振って、焦らずに、
こつこつ刻む。長い上りも、長いものと腹をくくって、こつこつ刻む。
141122秋の東六甲を上る.1

 ペースがつかめて来ると、周囲の紅葉を楽しむ余裕も出て来る。勾配も
花背程じゃない。花背が上れれば、東六甲も、十分上れる。
141122秋の東六甲を上る.2

 たまたまかも知れないが、何より、交通量が少ないのが有り難い。
 遠く上の方に芦有DW宝殿ICが見えて来る。
141122行く手の宝殿ICが遠目に見える

 8時15分、芦有ドライブウエイ宝殿IC。
141122芦有ドライブウエイ宝殿IC
 宝殿ICにはトイレ、自販機もあるらしいが、ここはスルーして、さらに
上る。IC上あたりから、芦屋・西宮市境部。市境を頻繁に行き来する。
141122何度も市境を越える.1
141122何度も市境を越える.2

 空も広くなり、ピークも近い。
141122石宝殿手前。空が広くなって来た。

 石宝殿の手前で勾配が緩み、その先に短い鉢巻山トンネル。
141122鉢巻山トンネル

 すぐ道は神戸市に入り、
141122神戸市に入る
 左にカーブすると、そこは県道16号のピーク。一軒茶屋前の通りに出る。
 ここで、一般的な、東六甲の登坂は一応終了となる。
http://hillclimb-west.seesaa.net/article/129268808.html 関西ヒルクライムTT峠資料室

 左に一軒茶屋、右側の広場の奥に、山頂へ向かう◎コンクリの激坂(^^;
141122一軒茶屋前と、山頂への激坂

 脚の動く、体の温いうちに、いっとけ。

 前半がかなり厳しく、20%を超す。路面に落ち葉も多かったので、
シッティングで後輪に加重を残しながら頑張る。ハイカーの団体などが
上っていたりすると、少し登坂も躊躇われたが、幸い坂は無人。
 右にカーブを回り込むと徐々に勾配が緩んで行く。ここで腰を上げて
強く引きつけるダンシングで残りをふんばる。

141122もうすぐ山頂
 鉄塔の前からは未舗装。階段部分は担ぎで、乗れるところは乗って、
8時34分六甲山最高峰。
141122六甲山最高峰

 当初、早朝登山の人で、ごったがえした山頂を想像していたのだが、
1人だけ気合いの入ったトレランの人が走って下りて行った以外は無人。
 がらーんとしてた。
141122朝の最高峰は、がらんとしてた

 激坂を慎重に下り一軒茶屋へ。
141122一軒茶屋の碑
 自販機の上1列が全てスポドリ、という潔い品揃えにほれぼれする。
141122一軒茶屋の自販機

 尾根道のアップダウンを西へ。
 ...少し、脚にきた(^^;;;;

 六甲ガーデンテラスに寄ってみたが、店も施設まだ何も開いてない。
141122六甲ガーデンテラス
 トイレだけして、早々に退散。

 下りを挟む様になり少し寒くなって来た。再びウインドブレーカー着る。

 高山植物園の三叉路を右へ折れ、サンライズDWへ。
141122高山植物園角を左折

 けっこう下る。道もそんな広く無く、慎重に下って行くと、通行止(^^;
141122通行止
 脇に、歩行者は気を付けてお通り下さい、という事で、危険箇所は
押し歩く想定で自転車持ち込んで下る。
 路肩に大穴(^^;。ただ自転車なら十分に通過出来た。
141122通行止先の陥没箇所

 紅葉の道をくぐり、
141122ケーブル山上駅へ至る細道の紅葉
 9時17分ケーブル六甲山上駅。
141122ケーブル六甲山上駅

 遠目の小山の頭に、神戸市街地も見えて来る。
141122ケーブル六甲山上駅から遠目に神戸市街

 けっこう下った、という事は、けっこう上らねばならないw。
周辺は企業の保養所や山荘が山盛り。
 色づく木々を横目に、こつこつと上る。
141122ケーブル六甲山上駅から紅葉の道を上る

 記念碑台前の交差点を左折して県道に再合流。さらに西へ。
141122記念碑台前交差点を左折

 丁字ヶ辻に至る。左折した先の、表六甲DWは、先般の台風11号の復旧が
進まず、未だ通行止。
141122表六甲は通行止
 開通していたら、六甲まで下りて駅前のまいんにでも行けたんだけどね。
 残念。

 さらに西へ。連続するカーブに狭い路肩で、離合する車に神経を使う。
幸い車がそんなに多くなく、何とか捌けるレベル。それでもばりばりと
猛スピードでカーブを攻めるスポーツカーは、怖い。

 車での訪問とはひと味違う感覚。
 だんだん、家畜の糞の匂いが強くなって来る(笑)
 という事で 六甲山牧場前の三叉路へ。
141122六甲山牧場三叉路を摩耶方面へ左折

 三叉路を、左へ。ずどんと下って、ぐいっと上る。
141122摩耶山へのアップダウン

 道すがら色づく木々。
141122摩耶山への道すがらの紅葉

 終点の手前で車両通行止。警備のおっちゃんに、自転車OKか確認を
とって進む。
 9時43分摩耶ロープウェー星の駅、隣にサンテレビの中継局が並ぶ。
141122摩耶ロープウエイ星の駅とサンテレビ中継局

 転じて、南側には摩耶山掬星台展望台。

 ...これは、すごいぞ! p(^^)q

 六甲山側からの眺望もなかなかのものなのだが、案外、周囲の木や
小山が近く、そのあたりを挟んでの眺望になってしまうのだが、摩耶山の
場合、周囲の山が下の方に落ちているので、よりストレートな、広い
眺望が広がる。
141122摩耶山掬星台展望台から六甲アイランド方面

141122摩耶山掬星台展望台からポートアイランド方面

 なにより、六甲山そのものを同じ目線で一望出来るロケーションも
なかなかのもの。
141122摩耶山掬星台展望台から六甲山方面

 元来た道を引き返す。カーブをがんがん攻めるスポーツカーが怖い(-_-;

 道すがら六甲山牧場。時間帯故かひつじの姿は無く、垣根越しに馬と牛。
141122六甲山牧場の馬

141122六甲山牧場の牛

 三叉路に戻り、左折して、西六甲を、さらに西へ下る。
141122西六甲を下る
 流石に、この時間帯ともなると、反対から自転車乗りがどんどん上って来る。

 森林植物園を過ぎ、国道428号にぶつかるまで下る。小部峠交差点北側の
セブンイレブンにピットイン。トイレして、レッドブルと朝バナナとプリンの生どら。

 小部峠交差点が、今日の西端。ここから、今度は東へ上り返す。
 141122今日の西端、小部峠から上り返す

 甲北高、神戸弘陵高を過ぎ、再度山方面への分岐。こちらの関の茶屋は
茶屋と言っても自販機があるのみ。
141122西六甲入り口、再度山分岐の関の茶屋

 森林植物園を過ぎ、西六甲の5〜7%前後の快適な勾配をこつこつと刻む。
141122西六甲を上る.1

 左程強い勾配は無いものの、それでも10%前後のポイントは何度か来る。
軽いギアで、ゆっくり刻んで行く。
141122西六甲を上る.2

 それにしても、けっこう、暑い(^^;

 三たび六甲山牧場の三叉路。今度も左折して、再び六甲山へ。
141122六甲山牧場三叉路を左折、再び六甲山へ

 少し増えて来た車の離合に神経を使いながら、丁字ヶ辻まで戻る。
141122丁字が辻に戻る
http://hillclimb-west.seesaa.net/article/133416025.html 関西ヒルクライムTT峠資料室

 そのまま直進して、六甲山ホテル前を通り過ぎ、記念碑台下に11時
20分。駐車場とトイレ、六甲山ガイドハウス(ビジターセンタ−みたいな
もん?)がある。少し頭が痛くなって来た。トイレして痛み止め飲む。
141122記念碑台下で休憩

 県道16号をそのまま東進。ケーブル駅など寄っていた関係で、行きには
通らなかったオルゴールミュージアム横など通過。路線バスに煽られて
難儀(-_-;。

 たまには、北側の眺望も。
141122六甲山北側の眺望

 再び一軒茶屋11時46分。なにこのハイカーの賑わい(^^;
141122お昼前の一軒茶屋周辺

 やはり普通の人は、朝普通に集まって、ゆっくり上ったら、昼くらい
にはなるか。自転車乗りも数人。

 ウインドブレーカー着込んで、鉢巻山トンネルを抜け、朝こつこつ
上った東六甲を、落ちる様に下る。
141122東六甲を再び下る.1

141122東六甲を再び下る.2

 こちらもまた、朝とは打って変わって、自転車乗りが続々と、今にも
止まりそうなスピードで上って来る。それこそ、カーブ毎に出会うくらい
たくさん。挨拶しつつ離合。
 しかし朝と比べて、交通量も、これまた多くなっていて、特にダンプが
目立つのが、見るからに辛そう。やはり登坂は早朝の方が良さそうだ。 
 帰りはあっという間(^^;。甲寿橋12時2分。
141122帰りは甲寿橋を夙川方面へ

 こんどは逆瀬川に向かわずに、南へ直進し、鷲林寺から、夙川方面に
激下る。

 鷲林寺ピーク付近で脚が攣る。両内股。しばらく路肩に立ち止まって、
収まるのを待つ。
 
 さほど広くも無い、交通量の多い強い勾配を下る。
141122夙川方面への下り

 交通量が多いので激下る訳にも行かず、北山植物園〜甲陽学院〜
夙川学院と経由しつつ慎重に下って行く。
 ストップ&ゴーが多く、渋滞にもつかまる(T_T)。
141122夙川付近の渋滞

 何とか阪急をくぐり、すぐの信号を左折。山手幹線(阪神地区のね)に
合流して東進。
141122阪急をくぐり、山手幹線へ左折

 最初は、帰りも、さくら夙川から輪行で帰るつもりでいた。街乗りで
神経をすり減らして帰るなんて、考えただけで気が滅入るから。

 しかし、ふと、頭に浮かんだ
 「神崎川までなら、たどりつけるかもしれない」

 この瞬間、頭が完全に自走帰宅に切り替わった訳。

 神戸から尼崎に至る山手幹線は、幹線道路の割には、路肩も広く、
交通量もまずまず常識的で後続も捌きやすい、比較的走りやすい道だった。
 西宮に入り、いつもは高速から眺めるだけの西宮ガーデンズを横目に
進む。武庫川の山手大橋だけは導入高架が軽車両通禁。側道のスロープ&
歩道通行で凌ぐ。

 武庫川を渡ったら尼崎。道は名神と平行して沿う様に進み、南武庫之荘
デイリーヤマザキにピットイン12時38分。トイレして補給。
 想定以上の暑さに、もう朝からボトルが2回、空になり、少し内蔵が
弱って来た感じ。昼食を、とも思ったが、エナジージェルで繋ぐ事にする。

 名神尼崎ICを過ぎたら右折して南に入り、JR尼崎駅北13時11分。
141122再びJR尼崎

 朝は構内で電車、昼は駅前で自走w。

 駅北の道を道なりに東へ進むと神崎橋にぶつかる。
 やっと神崎川。
141122やっと神崎川に出る

 川を渡ると大阪府。川沿いを遡上。河川敷に道は見えているのだが、
なかなか合流出来ない(^^;。大豊橋(塩野義のとこ)で、やっと河川敷へ。
 神崎川CR(なにわ自転車道)に合流。
141122なにわ自転車道に入る

 この自転車道、初めて利用したが、そんなに道は広く無く、歩行者も
そこそこ居て、道の細い箇所も多い、それなりに注意を要する面もあるが、
特筆すべきは

 車止めが全く無い

 という事。もちろん、外部からの導入路には、きっちり車止めがして
あるが、本線に入ると、全く無いのである。車止めが。
 これは快適。好感度アップ。
 河川敷で、水辺に近いのも、良い。
141122なにわ自転車道を走る

 50*16くらいで、ペダリング依存で脱力で回す。幸い、ほぼアップ
ダウンの無い真っ直ぐな平坦路。イーブンの強度で粘り強く、こつこつと
刻む。

 江口橋の先で、自転車道は途切れる。
141122なにわ自転車道を離脱

 自転車道から上がり、ぶつかった淀川堤防のT字を左折し、一津屋から
近畿道をくぐって堤防を上り、鳥飼大橋を渡る。
141122鳥飼大橋を渡る

 この道は、いつか来た道。
141122淀川CRを行く.1

 という事で、淀川CR(北河内サイクルライン)にようやく合流。
 あとはまっすぐに淀川を遡上。
141122淀川CRを行く.2

 しかし打って変わってこちらはおなじみ車止めの山で難渋。シクロ風の
降り方のまねごとなどしつつ、一つ一つパスして行く。おまけにどっかの
中学らしい遠足の集団が道いっぱいに広がって道を塞ぐ。その都度、
声かけしながら通過するが、時折あからさまに馬鹿にした様な態度を
取る奴もいたりして閉口(-_-#。

 関西医大枚方裏に14時25分。淀川に入ってから、もう脚が無く、
アウターに入れられなくなった。
 申し分無い晴天が救い。もうひと頑張り。

 堤防の上を、牧野までこつこつ回し、自転車道離脱。そのまま北牧野の
堤防を未舗装込みで走る。
 オーラスは樋之上〜西中からくずはに入って和了。

 結局帰路は自走で15時頃帰宅。

http://yahoo.jp/wyXmeW ルートラボ 

(サイコン読み/ドアtoドア)
走行時間6時間19分 (松井山手移動分含む)
平均速度19.5km/h
行程123.42km(松井山手移動分含む)
最高速度54.5km/h。
獲得標高1920m(松井山手移動分含む)

(ガーミン読み/本格走行時:宝塚スタート)
走行時間5時間56分 平均速度19.6km/h 行程116.06km 最高速度56.6km/h。
獲得標高1885m(ルートラボ表示1846m)
心拍平均145/最高191bpm
ケイデンス平均70/最高229rpm(?せいぜい130)



 やっと晴天に恵まれた、念願の六甲遠征。
 紅葉シーズンという事もあり、車の量を心配していたが、朝のうちは
車も少なく、快適に走れた。

 でも、やっぱり街乗りは苦手だ。無事に帰宅出来た事に感謝。
プロフィール

ばば旦那

Author:ばば旦那
自転車。ギター。パンダ。メタル。プログレ。
まあ、いろいろ。

強くなりたいとか、速くなりたいとか、追い込むとか、出しきるとか、悔しいとか、情けないとか、そういうのはあんまりない、ただただ楽に、遠くへ行けたらいいなと試行錯誤する自転車中心の週末日記です。

グランフォンド京都参加(2011/フル)
伊吹山ヒルクライム参加(2012/12キロ開催)
四国遠征:阿讃ライド(2014/GW)
六甲遠征:六甲・摩耶縦走(2014秋)
フルビワイチ:8の字/唐橋(2015.6)
しまなみライド:松山~尾道~松山(2015.9)
自走フルビワイチ:8の字/唐橋(2016.6)
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Twitterは、baba_dannaでログインしています。

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