阿讃ライド140501(高松上陸〜大滝山、阿讃広域農道、竜王山)
前回の記事〜出発、輪行〜ジャンボフェリー乗船まで
いよいよ上陸〜ライド一日目です。では。
●ジャンボフェリーの個室で、2時間程仮眠。
4時のアラームで起きる。案外良く眠れた。着替えて4時半前に枕カバー、
シーツ、カギのセットを売店に返却。そのまま空いている席を見つけて
目を閉じてじっとしていると、4時55分くらいから、「♪ふたり〜を〜
むす〜ぶ〜」と船内放送が始まる。車では何度か利用した事もあるので、
かなり懐かしい(^^;
自転車では、今回が初めてだが。

という事で、定刻を20分程遅れ、5時20分着岸。案内が流れてから
下に降りてみると、もうみんな自転車降ろしてスタンバイしている。
...そういうもんなのか?
●追い出される様に、慌ただしく下船。

フロントバッグ、ボトル、サイコン、ガーミンを改めてセッティング
しなおして5時35分頃スタート。

フェリー港から真っ直ぐ南下。県道43号中徳三谷高松線を道なりに
ひたすら進む。
木太町の高徳線跨線橋は、線路下の歩道トンネルで回避。


ことでん長尾線林道駅の踏切を渡ると、あえて一本西側の道に入り、
先にある高松中央ICを回避。国道11号線佐古交差点は、スロープ付きの
歩道橋を押し歩く。

程なく43号線に再合流してさらに南下。高松三谷ローソンに6時7分。
トイレとおにぎり3個とこの先恐らく手に入らないレッドブル2缶。
20分弱休憩してリスタート。
おにぎり型の三角の山を見ると、ああ香川に来たんだなあ、と感じる。

だんだん道が郊外の田舎道になっていく、ただ、まだ1時間も走って
いない。南北に短い香川県ならではの山岳アクセスの良さが魅力。

勾配が徐々に上がって行き、道が細くなって、西植田町の分岐に6時
41分。左に折れた道の先に、鳥居。

ここから、いよいよ本格的な登坂がスタート。
大正池の前半や裏金勝を思わせる5〜10%の緩急を、コンディションを
確かめながら、注意深くこつこつゆっくりと走る。

2キロ弱、平均7%程で仏坂峠ピーク。


ほんの数百下ると分岐。県道に別れを告げ、左側の安原農免道路を上る。

この上りもほんの2キロ程だが、平均は約8.5%。

特に後半は10%前後が連続。

道が塩江に入ると程なくピークを越え、下り一本の快走路を、途中県道
30号に合流してさらに下る。


国道193号線にぶつかったらもう塩江。左折してすぐ、道の駅しおのえ。

7時20分。トイレして休憩。店はもちろん空いていないので、持参の
エナジージェルすする。電波と3Gのデータアクセスは表示あるのに、
何故かデータ通信が不調。家には電話しておく。
ここからは、今度は本格的な山岳ルートが始まる。
7時45分リスタート。川を渡って、県道7号美馬塩江線。

内場ダム。


内場ダムを抜け、ダム湖の東側を道なりに南下する。
途中、林道六甲天満ヶ原線への分岐。

良コースと聞き及ぶが、かなり厳しいルート、と言う事で今回は見送り。
県道を真っ直ぐ進む。
やがて7号線は切り返す様に分岐し、相栗峠方面へ向うが、

今回は、あえて7号線から別れ、さらに真っ直ぐ、山の中に入って行く。

林道の心地よい緩勾配をゆっくりと進む。

キャンプ場を過ぎると、看板のある分岐。

ここを右に取り、大滝山方面へ。

ここから急に道が荒れて来る。やや勾配も強くなり、5〜10%強の緩急。

ペダリングに集中して、イーブンペースでこつこつと刻む。
こんな荒れた道の先に、それなりの集落があるのが驚き。道すがら
ベンチも。少し休んでリスタート。

まだまだ上りは続く。



さらにしばらく進むと、県道106号穴吹塩江線に合流。

さらに上って、9時10分徳島県境。大滝山の直下に至る。

西照神社まで自走し、参拝。


その左手さらに上は、大瀧寺所有地云々の表示があったので、山頂を
目の前にして結局行かず。
峠に戻り、106号を徳島側に下る。すぐに大瀧寺(別格二十番)。

思いの外、こぢんまりしたお寺さん。
その先、あろうことか、泥道。

どないせえちゅうねん(^^;。下車して数百m押し歩く。
後は、少し道は荒れ気味だがまずますの下り。慎重に下って、阿讃中央
広域農道に合流。

山腹を進むアップダウンを進む。

木立を抜けると山腹の集落への眺望が開ける。

途中、道に迷う(^^;

大滝山、の文言に惑わされ、左に入ったら、狭路の林道。広い道に出たら
その上った先は、どこぞの家だった(^^;。下りは真っ直ぐ下山コース。
下った道を注意深く消耗を避けつつ、再び上り返す。

広域農道に復帰。すぐ側に阿讃中央広域農道の竣功碑。

基本、下り基調の快走路を進む。


スピードが乗るので、対向車に注意して
慎重に進む、と思ってたら逆走するカブの爺に遭遇(^_^;。肝を冷やす。
朝に、塩江側の分岐で別れた県道7号に再合流。

ほんの少し北に上り、すぐ相栗峠。10時25分。

塩江側に、ほんの少し下ると公衆トイレ。トイレしてエナジージェル
すする。すぐ側には駐車場。その脇を上って行く激坂(^^;。

がんばって上る(^^;。
とはいえ、序盤の激坂は500m弱で終わり、あとは4キロ強、平均6%。

10%超す区間もあるものの、何とか無理無くこつこつと回す。


かなり風が強くなって来た。
11時2分、鷹山公園。

駐車場があり、山歩きの人などの車のデポ地になっている模様。
キープしていたレッドブル2本のうち、1本を投入。
その先は、地図上は表記の無い道だが、かなりしっかりした道。但し、
コンクリ舗装(^^;

大体、コンクリ舗装って、キツい、ろくでもない道についている物だが、
ことこの道に関して言えば、コンクリ舗装の割に、勾配が大体5〜7%の
適度な上りが続く。

終盤に、ぐいっと16%程のヘアピンがあって道はアスファルトへ。
竜王神社は鉄塔の下の小さなプレハブ小屋。

竜王神社からほんの少し下ると、さらに上る分岐。

分岐を上ると、建設省竜王山中継局。標高約1030m。

ここが恐らく自転車で上った一番高い所。
さらにそこからBianchiを置いて歩いて展望台へ。

展望台からは中継局を始め、周囲の鉄塔群が一望。


ここからは下りとなる。

一ヶ所、右折の分岐を入って300m程上ってみる。先のピークが竜王峠。

その先は、琴南町横畑〜川奥に下りて行くが、ここは引き返して、
美馬側に激下る。約3キロ、平均10%超を下って、阿讃西部広域農道に合流。

広域農道を西へ向かう。かなりしっかりした、スパンの大きなアップ
ダウンを快走。下りは広くて道も良く、かなりスピードに乗る。オーバー
スピードと対向車に注意しながらきりきりと回す。
振り返ると竜王山。山頂に立ち並ぶ鉄塔でわかる。

気温はそこそこ高いとは思うのだが、空気が乾燥しているので、汗は
すぐ乾いていく。アームウォーマーに塩が吹いている。その上、風が
かなり冷たく強い。下り区間ではウインドブレーカーが手放せない。
何より眼下に広がる眺望は、吉野川とその流域が一望。その向こうには
剣山系の山々。




広域農道の快適な道は、三叉路に。

滝ノ奥峠(真鈴峠新道)...両名並記の理由は、また追々。
徳島側に下りれば三野。香川側に下れば県道108号をまんのう町琴南の
美合(明神)方面へ、お互いに抜ける峠になっている。

傍らに「土器川源流」の碑。

少し休憩。エナジージェル投入。

香川側に下りる。細い5〜7%程の一定の下りは、林道を抜け、下福家の
辺りから、広めの快走路になる。


オーバースピードに注意しつつ、快調に下って、12時49分、明神で
国道438号に合流。

国道483号を、土器川の支流である、明神川に沿って遡上。

平均では3%程、実際は5%前後の部分的には意外としっかりした
上りもこなしつつ、13時3分、道の駅ことなみ。

トイレと補給。レッドブル残りの一缶を投下。ソフトも喰ってみる。
ストレッチもしてみる。
「エピアみかど」って温泉施設もあるけれど、多分入ったら、立ち
直れないくらい疲れが出ちまうんだろうなあ(^^;。
ここで、いとこにTEL。行程無事な事と、もうひと上りして伺う旨を報告。
という事で、13時36分リスタート。国道438号は、もうほんの直ぐ
先で三頭トンネルに入り、道は徳島側(美馬の広域農道の下辺り)に抜ける。
今回はトンネルに入らず、トンネルの手前で、側道に入り、国道から離脱。

道は一気に細くなり県道154号久保谷塩江線。
「塩江」という名前こそあれ、道は市町境界に、たどり着きすらせずに
途切れる。丁度雲ヶ畑の府道が京北に至らずに途切れる様に、全通の
見込みも無い、未通の県道。
緩やかなアップダウンを少し進み、小さな廃校跡と神社、明神川を渡る
小さい橋に出る。杉王神社には、大杉。


http://www.pref.kagawa.lg.jp/kankyo/shizen/guidemap/big-tree/3.htm 県環境森林部のサイト
右折して橋を渡ると、小さい頃、お盆など長い休みには何度も滞在した
母の生家がある。
...ここに、自転車で来る事になろうとはねえ。

さて、最後のひと上りは、先程相栗峠〜鷹山公園から上った、竜王峠を
今度は香川側から。約5.2キロ。平均9%。
http://yahoo.jp/Oyg_ZP ルートラボ


10%超えが、何度も何度も断続的に続く。前半は集落を抜けるスパンが
長めのつづら折れ。集落内は勾配も緩み、植え付けたばかりの畑や新緑の
山を見ながら進む。


道は「町道横畑線」から「林道竜王線」に変わり、集落を抜ける。
勾配の緩む区間が少なくなって来る。

山の北側に回り込んでいた道は、小さい切り通しのヘアピンを抜けて、
再び南斜面へ。

ここから、12〜15%の直登(^^;。雰囲気は、丁度大津の富川林道の終盤
区間に近い。厳しい上りを、一足づつこつこつ刻む。

自然公園の寒風越周辺の案内図を過ぎると、少し勾配が緩み、キツく
なったり緩くなったりを繰り返す。路面には、法面から転がり落ちた山の
鋭い小石が目立つ。慎重に通過。
14時30分、竜王峠ピーク。

切り通しを風が吹き抜ける。
ここで、ガーミンをリセットし、電源を落とす。
http://yahoo.jp/WTUbra ルートラボ
オーラスは元来た道を慎重に下り、滞在先のおじさんの家まで
下って和了。
15時前に到着。
(サイコン読み/ドアtoドア)
走行時間6時間12分 平均速度16km/h 行程99.48km 最高速度55km/h。
(ガーミン読み/本格走行時)
走行時間5時間49分 平均速度16.5km/h 行程95.75km 最高速度55.3km/h。
獲得標高2741m(ルートラボ表示は2648m)
心拍平均130/最高171bpm ケイデンス平均64/最高134。
平坦は最初の15キロ程。あとは、山の中のアップダウン。後半3/4は、
ほぼ完全な山岳。インナーロー固定。無理無くペースメイク出来た事も
あって、まあアベレージも、こんねもんだろうねえ。
まめな補給もほぼ成功したと言って良いんじゃないかと。
新緑の山と、広域農道からの素晴らしい眺望。
明日もまた、厳しい山岳。
いよいよ上陸〜ライド一日目です。では。
●ジャンボフェリーの個室で、2時間程仮眠。
4時のアラームで起きる。案外良く眠れた。着替えて4時半前に枕カバー、
シーツ、カギのセットを売店に返却。そのまま空いている席を見つけて
目を閉じてじっとしていると、4時55分くらいから、「♪ふたり〜を〜
むす〜ぶ〜」と船内放送が始まる。車では何度か利用した事もあるので、
かなり懐かしい(^^;
自転車では、今回が初めてだが。

という事で、定刻を20分程遅れ、5時20分着岸。案内が流れてから
下に降りてみると、もうみんな自転車降ろしてスタンバイしている。
...そういうもんなのか?
●追い出される様に、慌ただしく下船。

フロントバッグ、ボトル、サイコン、ガーミンを改めてセッティング
しなおして5時35分頃スタート。

フェリー港から真っ直ぐ南下。県道43号中徳三谷高松線を道なりに
ひたすら進む。
木太町の高徳線跨線橋は、線路下の歩道トンネルで回避。


ことでん長尾線林道駅の踏切を渡ると、あえて一本西側の道に入り、
先にある高松中央ICを回避。国道11号線佐古交差点は、スロープ付きの
歩道橋を押し歩く。

程なく43号線に再合流してさらに南下。高松三谷ローソンに6時7分。
トイレとおにぎり3個とこの先恐らく手に入らないレッドブル2缶。
20分弱休憩してリスタート。
おにぎり型の三角の山を見ると、ああ香川に来たんだなあ、と感じる。

だんだん道が郊外の田舎道になっていく、ただ、まだ1時間も走って
いない。南北に短い香川県ならではの山岳アクセスの良さが魅力。

勾配が徐々に上がって行き、道が細くなって、西植田町の分岐に6時
41分。左に折れた道の先に、鳥居。

ここから、いよいよ本格的な登坂がスタート。
大正池の前半や裏金勝を思わせる5〜10%の緩急を、コンディションを
確かめながら、注意深くこつこつゆっくりと走る。

2キロ弱、平均7%程で仏坂峠ピーク。


ほんの数百下ると分岐。県道に別れを告げ、左側の安原農免道路を上る。

この上りもほんの2キロ程だが、平均は約8.5%。

特に後半は10%前後が連続。

道が塩江に入ると程なくピークを越え、下り一本の快走路を、途中県道
30号に合流してさらに下る。


国道193号線にぶつかったらもう塩江。左折してすぐ、道の駅しおのえ。

7時20分。トイレして休憩。店はもちろん空いていないので、持参の
エナジージェルすする。電波と3Gのデータアクセスは表示あるのに、
何故かデータ通信が不調。家には電話しておく。
ここからは、今度は本格的な山岳ルートが始まる。
7時45分リスタート。川を渡って、県道7号美馬塩江線。

内場ダム。


内場ダムを抜け、ダム湖の東側を道なりに南下する。
途中、林道六甲天満ヶ原線への分岐。

良コースと聞き及ぶが、かなり厳しいルート、と言う事で今回は見送り。
県道を真っ直ぐ進む。
やがて7号線は切り返す様に分岐し、相栗峠方面へ向うが、

今回は、あえて7号線から別れ、さらに真っ直ぐ、山の中に入って行く。

林道の心地よい緩勾配をゆっくりと進む。

キャンプ場を過ぎると、看板のある分岐。

ここを右に取り、大滝山方面へ。

ここから急に道が荒れて来る。やや勾配も強くなり、5〜10%強の緩急。

ペダリングに集中して、イーブンペースでこつこつと刻む。
こんな荒れた道の先に、それなりの集落があるのが驚き。道すがら
ベンチも。少し休んでリスタート。

まだまだ上りは続く。



さらにしばらく進むと、県道106号穴吹塩江線に合流。

さらに上って、9時10分徳島県境。大滝山の直下に至る。

西照神社まで自走し、参拝。


その左手さらに上は、大瀧寺所有地云々の表示があったので、山頂を
目の前にして結局行かず。
峠に戻り、106号を徳島側に下る。すぐに大瀧寺(別格二十番)。

思いの外、こぢんまりしたお寺さん。
その先、あろうことか、泥道。

どないせえちゅうねん(^^;。下車して数百m押し歩く。
後は、少し道は荒れ気味だがまずますの下り。慎重に下って、阿讃中央
広域農道に合流。

山腹を進むアップダウンを進む。

木立を抜けると山腹の集落への眺望が開ける。

途中、道に迷う(^^;

大滝山、の文言に惑わされ、左に入ったら、狭路の林道。広い道に出たら
その上った先は、どこぞの家だった(^^;。下りは真っ直ぐ下山コース。
下った道を注意深く消耗を避けつつ、再び上り返す。

広域農道に復帰。すぐ側に阿讃中央広域農道の竣功碑。

基本、下り基調の快走路を進む。


スピードが乗るので、対向車に注意して
慎重に進む、と思ってたら逆走するカブの爺に遭遇(^_^;。肝を冷やす。
朝に、塩江側の分岐で別れた県道7号に再合流。

ほんの少し北に上り、すぐ相栗峠。10時25分。

塩江側に、ほんの少し下ると公衆トイレ。トイレしてエナジージェル
すする。すぐ側には駐車場。その脇を上って行く激坂(^^;。

がんばって上る(^^;。
とはいえ、序盤の激坂は500m弱で終わり、あとは4キロ強、平均6%。

10%超す区間もあるものの、何とか無理無くこつこつと回す。


かなり風が強くなって来た。
11時2分、鷹山公園。

駐車場があり、山歩きの人などの車のデポ地になっている模様。
キープしていたレッドブル2本のうち、1本を投入。
その先は、地図上は表記の無い道だが、かなりしっかりした道。但し、
コンクリ舗装(^^;

大体、コンクリ舗装って、キツい、ろくでもない道についている物だが、
ことこの道に関して言えば、コンクリ舗装の割に、勾配が大体5〜7%の
適度な上りが続く。

終盤に、ぐいっと16%程のヘアピンがあって道はアスファルトへ。
竜王神社は鉄塔の下の小さなプレハブ小屋。

竜王神社からほんの少し下ると、さらに上る分岐。

分岐を上ると、建設省竜王山中継局。標高約1030m。

ここが恐らく自転車で上った一番高い所。
さらにそこからBianchiを置いて歩いて展望台へ。

展望台からは中継局を始め、周囲の鉄塔群が一望。


ここからは下りとなる。

一ヶ所、右折の分岐を入って300m程上ってみる。先のピークが竜王峠。

その先は、琴南町横畑〜川奥に下りて行くが、ここは引き返して、
美馬側に激下る。約3キロ、平均10%超を下って、阿讃西部広域農道に合流。

広域農道を西へ向かう。かなりしっかりした、スパンの大きなアップ
ダウンを快走。下りは広くて道も良く、かなりスピードに乗る。オーバー
スピードと対向車に注意しながらきりきりと回す。
振り返ると竜王山。山頂に立ち並ぶ鉄塔でわかる。

気温はそこそこ高いとは思うのだが、空気が乾燥しているので、汗は
すぐ乾いていく。アームウォーマーに塩が吹いている。その上、風が
かなり冷たく強い。下り区間ではウインドブレーカーが手放せない。
何より眼下に広がる眺望は、吉野川とその流域が一望。その向こうには
剣山系の山々。




広域農道の快適な道は、三叉路に。

滝ノ奥峠(真鈴峠新道)...両名並記の理由は、また追々。
徳島側に下りれば三野。香川側に下れば県道108号をまんのう町琴南の
美合(明神)方面へ、お互いに抜ける峠になっている。

傍らに「土器川源流」の碑。

少し休憩。エナジージェル投入。

香川側に下りる。細い5〜7%程の一定の下りは、林道を抜け、下福家の
辺りから、広めの快走路になる。


オーバースピードに注意しつつ、快調に下って、12時49分、明神で
国道438号に合流。

国道483号を、土器川の支流である、明神川に沿って遡上。

平均では3%程、実際は5%前後の部分的には意外としっかりした
上りもこなしつつ、13時3分、道の駅ことなみ。

トイレと補給。レッドブル残りの一缶を投下。ソフトも喰ってみる。
ストレッチもしてみる。
「エピアみかど」って温泉施設もあるけれど、多分入ったら、立ち
直れないくらい疲れが出ちまうんだろうなあ(^^;。
ここで、いとこにTEL。行程無事な事と、もうひと上りして伺う旨を報告。
という事で、13時36分リスタート。国道438号は、もうほんの直ぐ
先で三頭トンネルに入り、道は徳島側(美馬の広域農道の下辺り)に抜ける。
今回はトンネルに入らず、トンネルの手前で、側道に入り、国道から離脱。

道は一気に細くなり県道154号久保谷塩江線。
「塩江」という名前こそあれ、道は市町境界に、たどり着きすらせずに
途切れる。丁度雲ヶ畑の府道が京北に至らずに途切れる様に、全通の
見込みも無い、未通の県道。
緩やかなアップダウンを少し進み、小さな廃校跡と神社、明神川を渡る
小さい橋に出る。杉王神社には、大杉。


http://www.pref.kagawa.lg.jp/kankyo/shizen/guidemap/big-tree/3.htm 県環境森林部のサイト
右折して橋を渡ると、小さい頃、お盆など長い休みには何度も滞在した
母の生家がある。
...ここに、自転車で来る事になろうとはねえ。

さて、最後のひと上りは、先程相栗峠〜鷹山公園から上った、竜王峠を
今度は香川側から。約5.2キロ。平均9%。
http://yahoo.jp/Oyg_ZP ルートラボ


10%超えが、何度も何度も断続的に続く。前半は集落を抜けるスパンが
長めのつづら折れ。集落内は勾配も緩み、植え付けたばかりの畑や新緑の
山を見ながら進む。


道は「町道横畑線」から「林道竜王線」に変わり、集落を抜ける。
勾配の緩む区間が少なくなって来る。

山の北側に回り込んでいた道は、小さい切り通しのヘアピンを抜けて、
再び南斜面へ。

ここから、12〜15%の直登(^^;。雰囲気は、丁度大津の富川林道の終盤
区間に近い。厳しい上りを、一足づつこつこつ刻む。

自然公園の寒風越周辺の案内図を過ぎると、少し勾配が緩み、キツく
なったり緩くなったりを繰り返す。路面には、法面から転がり落ちた山の
鋭い小石が目立つ。慎重に通過。
14時30分、竜王峠ピーク。

切り通しを風が吹き抜ける。
ここで、ガーミンをリセットし、電源を落とす。
http://yahoo.jp/WTUbra ルートラボ
オーラスは元来た道を慎重に下り、滞在先のおじさんの家まで
下って和了。
15時前に到着。
(サイコン読み/ドアtoドア)
走行時間6時間12分 平均速度16km/h 行程99.48km 最高速度55km/h。
(ガーミン読み/本格走行時)
走行時間5時間49分 平均速度16.5km/h 行程95.75km 最高速度55.3km/h。
獲得標高2741m(ルートラボ表示は2648m)
心拍平均130/最高171bpm ケイデンス平均64/最高134。
平坦は最初の15キロ程。あとは、山の中のアップダウン。後半3/4は、
ほぼ完全な山岳。インナーロー固定。無理無くペースメイク出来た事も
あって、まあアベレージも、こんねもんだろうねえ。
まめな補給もほぼ成功したと言って良いんじゃないかと。
新緑の山と、広域農道からの素晴らしい眺望。
明日もまた、厳しい山岳。
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