六甲遠征141122
●夜半2時過ぎ、目が覚めてしまう。もう少し寝たかったのだが、結局2時
40分頃心拍計つけてインナーだけ着て、パソ前で惚けるのもそこそこに、
キッチン立ち食いで牛乳にパンにヌテラ。
たっぷり。とにかくしっかり喰っとく。
雨雲レーダー見る。少し嫌な流れ込み(^^;。ただ、それほど酷くも無さ
そうだし、実況天気では降水量は無し。冷え込んでは居るものの、極端に
寒くも無いし。
今日はパールイズミのメッシュインナーと、ユニクロのウォームドライT
長袖にモンベルのアームウォーマーを仕込んで、アディダスSKY/WWF夏
ジャージ。
下はシマノ冬タイツに、コロンビアのクォーターパンツを重ね、腹には
パールイズミ腹巻きを仕込む。あとはモンベルのウインドバイカー。
グローブは悩みに悩んで結局指切りの夏グローブに、フリースの
インナーを重ね、防風の為に、掃除用のポリ手袋を持参。
これは、賭けだな(^^;
ソックスはユニクロ5本指に、ウエットスーツ地の防寒靴下を重ねる。
バックパックには古新聞も少し。キャップはお手軽にサイスポのおまけw。
歯磨きして着替えたら出掛ける。
●4時過ぎスタート。
今日の出発時は、移動だけなので、脚温存で、時間優先。なるべく
信号に引っ掛からない住宅地の裏道を抜けて行く。
企業団地〜家具団地回って、山手幹線に合流。
そんなに寒く無い。指切りグローブ&フリースインナーで丁度いい。
4時半頃松井山手着。
http://yahoo.jp/NLjpDc ルートラボ
即Bianchiひっくり返し、ホイール抜いてくくりつけ、輪行袋に収める。
エンド金具の角度がなかなか決まらず難渋。
輪行袋の納めが、どんどん下手になるorz。
もう少し余裕を見て、ローソンで買物などする予定が、結局余裕無く、
発車5分前に切符買って構内へ。
JR松井山手駅から甲子園口行き5時3分始発に乗る。

ベルクロで手すりにくくりつけて座る予定が、輪行袋の納めが下手くそ
過ぎて正立しないので(^^;、結局立ちっ放しで支える。

乗って来る客は結構多いが、京橋あたりからみんな下りて行き、北新地
過ぎたらがらがら。
6時4分尼崎着。ホーム跨いで福知山線乗り換え。6時15分発の
篠山口行きに乗る。やっと東がうっすらと白んでくる。
こちらも案外客は多いが、これまた北伊丹でごっそり下りる。ダイハツ
あたりかもしれんな。
6時38分宝塚着。もうすっかり明るい。少し雲は取れないが、天気は
まあまあ。
着いたからと言って、すぐに走れる訳じゃない。駅構内にいるうちに
トイレして、改札出てキオスクで昆布おにぎり二つ。外に出てバス停
後方のスペースで、おにぎり齧りつつBianchi組んで車体点検、サイコン、
ガーミン、サドルバッグ、ボトルを取り付け。輪行袋のパーツをまとめて
トップチューブのバッグに突っ込み、輪行袋は注意深くまるめて収納袋に
入れ、簡易ボトルケージに突っ込む。
やはり、そんなに寒くない。ポリ手袋はいらんかったな(^^;。
7時15分頃、やっとスタート。

武庫川を渡り、宝塚南口を抜けてガストの先で右の斜めの細道に入る。
うfjの角まで出たら、もう逆瀬川。そのまま右折して川沿いを進む。
....既に、上ってるやん(^^;

だらだら、しかし、きっちりと上り勾配。しかも、冷静に見ると、
きっちり5%前後ある。一番いやなパターン。それが宝塚GC〜逆瀬台の集合
住宅群〜逆瀬川渡るまでずっと。しかも車通りは多く、路肩は狭く、溝が
口を開けてる。すげー、嫌。

もう腹をくくって、初手からインナーでこつこつ刻む。西宮CC区間は
アップダウン。脇を抜ける車に神経を使いながら、甲寿橋交差点に7時
39分。

案外、暑い。グローブのインナー外して指切りのみにする。ウインド
ブレーカーはバックパックへ。
MTBの人が1人下りて来て、鷲林寺方面へ通り過ぎて行った、軽く挨拶。
さて、上るぞ。

甲寿橋からしばらく一通の細道を経て、合流部辺りからは既に10%
前後を刻む、というか、見た目全然10%の感じじゃないんだが、現に脚は
回らないしケイデンスも落ちるし、心拍も上がる。
西宮北有料道のトンネル手前信号を左折。

大概の車はトンネルを抜けて山口方面に直進しちまうので、交通量は
ぐっと減る。
ずっと10%前後が続く。延々と続く。はなっから、インナーロー固定。
時折、15%くらいの壁が、がんと来るんだが、

それはちゃんと冷静に見た上での話。正直、よくわかんない。
序盤からそうなんだが、勾配の感覚が、つかみにくいのだ。
脚は正直なもので、重くなり、ケイデンスが落ち、心拍が上がる。
ただ、受ける印象(特に視覚)がおかしい。
7%も、12%もおんなじに見える。ペースメイクがしにくい。
なんだこの既視感は、と思い出したのが、佐々里峠の美山側。勾配の
つかみ辛い、狡猾に変化する勾配。
そういう時は、落ち着いて、強度を落とす方向に振って、焦らずに、
こつこつ刻む。長い上りも、長いものと腹をくくって、こつこつ刻む。

ペースがつかめて来ると、周囲の紅葉を楽しむ余裕も出て来る。勾配も
花背程じゃない。花背が上れれば、東六甲も、十分上れる。

たまたまかも知れないが、何より、交通量が少ないのが有り難い。
遠く上の方に芦有DW宝殿ICが見えて来る。

8時15分、芦有ドライブウエイ宝殿IC。

宝殿ICにはトイレ、自販機もあるらしいが、ここはスルーして、さらに
上る。IC上あたりから、芦屋・西宮市境部。市境を頻繁に行き来する。


空も広くなり、ピークも近い。

石宝殿の手前で勾配が緩み、その先に短い鉢巻山トンネル。

すぐ道は神戸市に入り、

左にカーブすると、そこは県道16号のピーク。一軒茶屋前の通りに出る。
ここで、一般的な、東六甲の登坂は一応終了となる。
http://hillclimb-west.seesaa.net/article/129268808.html 関西ヒルクライムTT峠資料室
左に一軒茶屋、右側の広場の奥に、山頂へ向かう◎コンクリの激坂(^^;

脚の動く、体の温いうちに、いっとけ。
前半がかなり厳しく、20%を超す。路面に落ち葉も多かったので、
シッティングで後輪に加重を残しながら頑張る。ハイカーの団体などが
上っていたりすると、少し登坂も躊躇われたが、幸い坂は無人。
右にカーブを回り込むと徐々に勾配が緩んで行く。ここで腰を上げて
強く引きつけるダンシングで残りをふんばる。

鉄塔の前からは未舗装。階段部分は担ぎで、乗れるところは乗って、
8時34分六甲山最高峰。

当初、早朝登山の人で、ごったがえした山頂を想像していたのだが、
1人だけ気合いの入ったトレランの人が走って下りて行った以外は無人。
がらーんとしてた。

激坂を慎重に下り一軒茶屋へ。

自販機の上1列が全てスポドリ、という潔い品揃えにほれぼれする。

尾根道のアップダウンを西へ。
...少し、脚にきた(^^;;;;
六甲ガーデンテラスに寄ってみたが、店も施設まだ何も開いてない。

トイレだけして、早々に退散。
下りを挟む様になり少し寒くなって来た。再びウインドブレーカー着る。
高山植物園の三叉路を右へ折れ、サンライズDWへ。

けっこう下る。道もそんな広く無く、慎重に下って行くと、通行止(^^;

脇に、歩行者は気を付けてお通り下さい、という事で、危険箇所は
押し歩く想定で自転車持ち込んで下る。
路肩に大穴(^^;。ただ自転車なら十分に通過出来た。

紅葉の道をくぐり、

9時17分ケーブル六甲山上駅。

遠目の小山の頭に、神戸市街地も見えて来る。

けっこう下った、という事は、けっこう上らねばならないw。
周辺は企業の保養所や山荘が山盛り。
色づく木々を横目に、こつこつと上る。

記念碑台前の交差点を左折して県道に再合流。さらに西へ。

丁字ヶ辻に至る。左折した先の、表六甲DWは、先般の台風11号の復旧が
進まず、未だ通行止。

開通していたら、六甲まで下りて駅前のまいんにでも行けたんだけどね。
残念。
さらに西へ。連続するカーブに狭い路肩で、離合する車に神経を使う。
幸い車がそんなに多くなく、何とか捌けるレベル。それでもばりばりと
猛スピードでカーブを攻めるスポーツカーは、怖い。
車での訪問とはひと味違う感覚。
だんだん、家畜の糞の匂いが強くなって来る(笑)
という事で 六甲山牧場前の三叉路へ。

三叉路を、左へ。ずどんと下って、ぐいっと上る。

道すがら色づく木々。

終点の手前で車両通行止。警備のおっちゃんに、自転車OKか確認を
とって進む。
9時43分摩耶ロープウェー星の駅、隣にサンテレビの中継局が並ぶ。

転じて、南側には摩耶山掬星台展望台。
...これは、すごいぞ! p(^^)q
六甲山側からの眺望もなかなかのものなのだが、案外、周囲の木や
小山が近く、そのあたりを挟んでの眺望になってしまうのだが、摩耶山の
場合、周囲の山が下の方に落ちているので、よりストレートな、広い
眺望が広がる。


なにより、六甲山そのものを同じ目線で一望出来るロケーションも
なかなかのもの。

元来た道を引き返す。カーブをがんがん攻めるスポーツカーが怖い(-_-;
道すがら六甲山牧場。時間帯故かひつじの姿は無く、垣根越しに馬と牛。


三叉路に戻り、左折して、西六甲を、さらに西へ下る。

流石に、この時間帯ともなると、反対から自転車乗りがどんどん上って来る。
森林植物園を過ぎ、国道428号にぶつかるまで下る。小部峠交差点北側の
セブンイレブンにピットイン。トイレして、レッドブルと朝バナナとプリンの生どら。
小部峠交差点が、今日の西端。ここから、今度は東へ上り返す。

甲北高、神戸弘陵高を過ぎ、再度山方面への分岐。こちらの関の茶屋は
茶屋と言っても自販機があるのみ。

森林植物園を過ぎ、西六甲の5〜7%前後の快適な勾配をこつこつと刻む。

左程強い勾配は無いものの、それでも10%前後のポイントは何度か来る。
軽いギアで、ゆっくり刻んで行く。

それにしても、けっこう、暑い(^^;
三たび六甲山牧場の三叉路。今度も左折して、再び六甲山へ。

少し増えて来た車の離合に神経を使いながら、丁字ヶ辻まで戻る。

http://hillclimb-west.seesaa.net/article/133416025.html 関西ヒルクライムTT峠資料室
そのまま直進して、六甲山ホテル前を通り過ぎ、記念碑台下に11時
20分。駐車場とトイレ、六甲山ガイドハウス(ビジターセンタ−みたいな
もん?)がある。少し頭が痛くなって来た。トイレして痛み止め飲む。

県道16号をそのまま東進。ケーブル駅など寄っていた関係で、行きには
通らなかったオルゴールミュージアム横など通過。路線バスに煽られて
難儀(-_-;。
たまには、北側の眺望も。

再び一軒茶屋11時46分。なにこのハイカーの賑わい(^^;

やはり普通の人は、朝普通に集まって、ゆっくり上ったら、昼くらい
にはなるか。自転車乗りも数人。
ウインドブレーカー着込んで、鉢巻山トンネルを抜け、朝こつこつ
上った東六甲を、落ちる様に下る。


こちらもまた、朝とは打って変わって、自転車乗りが続々と、今にも
止まりそうなスピードで上って来る。それこそ、カーブ毎に出会うくらい
たくさん。挨拶しつつ離合。
しかし朝と比べて、交通量も、これまた多くなっていて、特にダンプが
目立つのが、見るからに辛そう。やはり登坂は早朝の方が良さそうだ。
帰りはあっという間(^^;。甲寿橋12時2分。

こんどは逆瀬川に向かわずに、南へ直進し、鷲林寺から、夙川方面に
激下る。
鷲林寺ピーク付近で脚が攣る。両内股。しばらく路肩に立ち止まって、
収まるのを待つ。
さほど広くも無い、交通量の多い強い勾配を下る。

交通量が多いので激下る訳にも行かず、北山植物園〜甲陽学院〜
夙川学院と経由しつつ慎重に下って行く。
ストップ&ゴーが多く、渋滞にもつかまる(T_T)。

何とか阪急をくぐり、すぐの信号を左折。山手幹線(阪神地区のね)に
合流して東進。

最初は、帰りも、さくら夙川から輪行で帰るつもりでいた。街乗りで
神経をすり減らして帰るなんて、考えただけで気が滅入るから。
しかし、ふと、頭に浮かんだ
「神崎川までなら、たどりつけるかもしれない」
この瞬間、頭が完全に自走帰宅に切り替わった訳。
神戸から尼崎に至る山手幹線は、幹線道路の割には、路肩も広く、
交通量もまずまず常識的で後続も捌きやすい、比較的走りやすい道だった。
西宮に入り、いつもは高速から眺めるだけの西宮ガーデンズを横目に
進む。武庫川の山手大橋だけは導入高架が軽車両通禁。側道のスロープ&
歩道通行で凌ぐ。
武庫川を渡ったら尼崎。道は名神と平行して沿う様に進み、南武庫之荘
デイリーヤマザキにピットイン12時38分。トイレして補給。
想定以上の暑さに、もう朝からボトルが2回、空になり、少し内蔵が
弱って来た感じ。昼食を、とも思ったが、エナジージェルで繋ぐ事にする。
名神尼崎ICを過ぎたら右折して南に入り、JR尼崎駅北13時11分。

朝は構内で電車、昼は駅前で自走w。
駅北の道を道なりに東へ進むと神崎橋にぶつかる。
やっと神崎川。

川を渡ると大阪府。川沿いを遡上。河川敷に道は見えているのだが、
なかなか合流出来ない(^^;。大豊橋(塩野義のとこ)で、やっと河川敷へ。
神崎川CR(なにわ自転車道)に合流。

この自転車道、初めて利用したが、そんなに道は広く無く、歩行者も
そこそこ居て、道の細い箇所も多い、それなりに注意を要する面もあるが、
特筆すべきは
車止めが全く無い
という事。もちろん、外部からの導入路には、きっちり車止めがして
あるが、本線に入ると、全く無いのである。車止めが。
これは快適。好感度アップ。
河川敷で、水辺に近いのも、良い。

50*16くらいで、ペダリング依存で脱力で回す。幸い、ほぼアップ
ダウンの無い真っ直ぐな平坦路。イーブンの強度で粘り強く、こつこつと
刻む。
江口橋の先で、自転車道は途切れる。

自転車道から上がり、ぶつかった淀川堤防のT字を左折し、一津屋から
近畿道をくぐって堤防を上り、鳥飼大橋を渡る。

この道は、いつか来た道。

という事で、淀川CR(北河内サイクルライン)にようやく合流。
あとはまっすぐに淀川を遡上。

しかし打って変わってこちらはおなじみ車止めの山で難渋。シクロ風の
降り方のまねごとなどしつつ、一つ一つパスして行く。おまけにどっかの
中学らしい遠足の集団が道いっぱいに広がって道を塞ぐ。その都度、
声かけしながら通過するが、時折あからさまに馬鹿にした様な態度を
取る奴もいたりして閉口(-_-#。
関西医大枚方裏に14時25分。淀川に入ってから、もう脚が無く、
アウターに入れられなくなった。
申し分無い晴天が救い。もうひと頑張り。
堤防の上を、牧野までこつこつ回し、自転車道離脱。そのまま北牧野の
堤防を未舗装込みで走る。
オーラスは樋之上〜西中からくずはに入って和了。
結局帰路は自走で15時頃帰宅。
http://yahoo.jp/wyXmeW ルートラボ
(サイコン読み/ドアtoドア)
走行時間6時間19分 (松井山手移動分含む)
平均速度19.5km/h
行程123.42km(松井山手移動分含む)
最高速度54.5km/h。
獲得標高1920m(松井山手移動分含む)
(ガーミン読み/本格走行時:宝塚スタート)
走行時間5時間56分 平均速度19.6km/h 行程116.06km 最高速度56.6km/h。
獲得標高1885m(ルートラボ表示1846m)
心拍平均145/最高191bpm
ケイデンス平均70/最高229rpm(?せいぜい130)
やっと晴天に恵まれた、念願の六甲遠征。
紅葉シーズンという事もあり、車の量を心配していたが、朝のうちは
車も少なく、快適に走れた。
でも、やっぱり街乗りは苦手だ。無事に帰宅出来た事に感謝。
40分頃心拍計つけてインナーだけ着て、パソ前で惚けるのもそこそこに、
キッチン立ち食いで牛乳にパンにヌテラ。
たっぷり。とにかくしっかり喰っとく。
雨雲レーダー見る。少し嫌な流れ込み(^^;。ただ、それほど酷くも無さ
そうだし、実況天気では降水量は無し。冷え込んでは居るものの、極端に
寒くも無いし。
今日はパールイズミのメッシュインナーと、ユニクロのウォームドライT
長袖にモンベルのアームウォーマーを仕込んで、アディダスSKY/WWF夏
ジャージ。
下はシマノ冬タイツに、コロンビアのクォーターパンツを重ね、腹には
パールイズミ腹巻きを仕込む。あとはモンベルのウインドバイカー。
グローブは悩みに悩んで結局指切りの夏グローブに、フリースの
インナーを重ね、防風の為に、掃除用のポリ手袋を持参。
これは、賭けだな(^^;
ソックスはユニクロ5本指に、ウエットスーツ地の防寒靴下を重ねる。
バックパックには古新聞も少し。キャップはお手軽にサイスポのおまけw。
歯磨きして着替えたら出掛ける。
●4時過ぎスタート。
今日の出発時は、移動だけなので、脚温存で、時間優先。なるべく
信号に引っ掛からない住宅地の裏道を抜けて行く。
企業団地〜家具団地回って、山手幹線に合流。
そんなに寒く無い。指切りグローブ&フリースインナーで丁度いい。
4時半頃松井山手着。
http://yahoo.jp/NLjpDc ルートラボ
即Bianchiひっくり返し、ホイール抜いてくくりつけ、輪行袋に収める。
エンド金具の角度がなかなか決まらず難渋。
輪行袋の納めが、どんどん下手になるorz。
もう少し余裕を見て、ローソンで買物などする予定が、結局余裕無く、
発車5分前に切符買って構内へ。
JR松井山手駅から甲子園口行き5時3分始発に乗る。

ベルクロで手すりにくくりつけて座る予定が、輪行袋の納めが下手くそ
過ぎて正立しないので(^^;、結局立ちっ放しで支える。

乗って来る客は結構多いが、京橋あたりからみんな下りて行き、北新地
過ぎたらがらがら。
6時4分尼崎着。ホーム跨いで福知山線乗り換え。6時15分発の
篠山口行きに乗る。やっと東がうっすらと白んでくる。
こちらも案外客は多いが、これまた北伊丹でごっそり下りる。ダイハツ
あたりかもしれんな。
6時38分宝塚着。もうすっかり明るい。少し雲は取れないが、天気は
まあまあ。
着いたからと言って、すぐに走れる訳じゃない。駅構内にいるうちに
トイレして、改札出てキオスクで昆布おにぎり二つ。外に出てバス停
後方のスペースで、おにぎり齧りつつBianchi組んで車体点検、サイコン、
ガーミン、サドルバッグ、ボトルを取り付け。輪行袋のパーツをまとめて
トップチューブのバッグに突っ込み、輪行袋は注意深くまるめて収納袋に
入れ、簡易ボトルケージに突っ込む。
やはり、そんなに寒くない。ポリ手袋はいらんかったな(^^;。
7時15分頃、やっとスタート。

武庫川を渡り、宝塚南口を抜けてガストの先で右の斜めの細道に入る。
うfjの角まで出たら、もう逆瀬川。そのまま右折して川沿いを進む。
....既に、上ってるやん(^^;

だらだら、しかし、きっちりと上り勾配。しかも、冷静に見ると、
きっちり5%前後ある。一番いやなパターン。それが宝塚GC〜逆瀬台の集合
住宅群〜逆瀬川渡るまでずっと。しかも車通りは多く、路肩は狭く、溝が
口を開けてる。すげー、嫌。

もう腹をくくって、初手からインナーでこつこつ刻む。西宮CC区間は
アップダウン。脇を抜ける車に神経を使いながら、甲寿橋交差点に7時
39分。

案外、暑い。グローブのインナー外して指切りのみにする。ウインド
ブレーカーはバックパックへ。
MTBの人が1人下りて来て、鷲林寺方面へ通り過ぎて行った、軽く挨拶。
さて、上るぞ。

甲寿橋からしばらく一通の細道を経て、合流部辺りからは既に10%
前後を刻む、というか、見た目全然10%の感じじゃないんだが、現に脚は
回らないしケイデンスも落ちるし、心拍も上がる。
西宮北有料道のトンネル手前信号を左折。

大概の車はトンネルを抜けて山口方面に直進しちまうので、交通量は
ぐっと減る。
ずっと10%前後が続く。延々と続く。はなっから、インナーロー固定。
時折、15%くらいの壁が、がんと来るんだが、

それはちゃんと冷静に見た上での話。正直、よくわかんない。
序盤からそうなんだが、勾配の感覚が、つかみにくいのだ。
脚は正直なもので、重くなり、ケイデンスが落ち、心拍が上がる。
ただ、受ける印象(特に視覚)がおかしい。
7%も、12%もおんなじに見える。ペースメイクがしにくい。
なんだこの既視感は、と思い出したのが、佐々里峠の美山側。勾配の
つかみ辛い、狡猾に変化する勾配。
そういう時は、落ち着いて、強度を落とす方向に振って、焦らずに、
こつこつ刻む。長い上りも、長いものと腹をくくって、こつこつ刻む。

ペースがつかめて来ると、周囲の紅葉を楽しむ余裕も出て来る。勾配も
花背程じゃない。花背が上れれば、東六甲も、十分上れる。

たまたまかも知れないが、何より、交通量が少ないのが有り難い。
遠く上の方に芦有DW宝殿ICが見えて来る。

8時15分、芦有ドライブウエイ宝殿IC。

宝殿ICにはトイレ、自販機もあるらしいが、ここはスルーして、さらに
上る。IC上あたりから、芦屋・西宮市境部。市境を頻繁に行き来する。


空も広くなり、ピークも近い。

石宝殿の手前で勾配が緩み、その先に短い鉢巻山トンネル。

すぐ道は神戸市に入り、

左にカーブすると、そこは県道16号のピーク。一軒茶屋前の通りに出る。
ここで、一般的な、東六甲の登坂は一応終了となる。
http://hillclimb-west.seesaa.net/article/129268808.html 関西ヒルクライムTT峠資料室
左に一軒茶屋、右側の広場の奥に、山頂へ向かう◎コンクリの激坂(^^;

脚の動く、体の温いうちに、いっとけ。
前半がかなり厳しく、20%を超す。路面に落ち葉も多かったので、
シッティングで後輪に加重を残しながら頑張る。ハイカーの団体などが
上っていたりすると、少し登坂も躊躇われたが、幸い坂は無人。
右にカーブを回り込むと徐々に勾配が緩んで行く。ここで腰を上げて
強く引きつけるダンシングで残りをふんばる。

鉄塔の前からは未舗装。階段部分は担ぎで、乗れるところは乗って、
8時34分六甲山最高峰。

当初、早朝登山の人で、ごったがえした山頂を想像していたのだが、
1人だけ気合いの入ったトレランの人が走って下りて行った以外は無人。
がらーんとしてた。

激坂を慎重に下り一軒茶屋へ。

自販機の上1列が全てスポドリ、という潔い品揃えにほれぼれする。

尾根道のアップダウンを西へ。
...少し、脚にきた(^^;;;;
六甲ガーデンテラスに寄ってみたが、店も施設まだ何も開いてない。

トイレだけして、早々に退散。
下りを挟む様になり少し寒くなって来た。再びウインドブレーカー着る。
高山植物園の三叉路を右へ折れ、サンライズDWへ。

けっこう下る。道もそんな広く無く、慎重に下って行くと、通行止(^^;

脇に、歩行者は気を付けてお通り下さい、という事で、危険箇所は
押し歩く想定で自転車持ち込んで下る。
路肩に大穴(^^;。ただ自転車なら十分に通過出来た。

紅葉の道をくぐり、

9時17分ケーブル六甲山上駅。

遠目の小山の頭に、神戸市街地も見えて来る。

けっこう下った、という事は、けっこう上らねばならないw。
周辺は企業の保養所や山荘が山盛り。
色づく木々を横目に、こつこつと上る。

記念碑台前の交差点を左折して県道に再合流。さらに西へ。

丁字ヶ辻に至る。左折した先の、表六甲DWは、先般の台風11号の復旧が
進まず、未だ通行止。

開通していたら、六甲まで下りて駅前のまいんにでも行けたんだけどね。
残念。
さらに西へ。連続するカーブに狭い路肩で、離合する車に神経を使う。
幸い車がそんなに多くなく、何とか捌けるレベル。それでもばりばりと
猛スピードでカーブを攻めるスポーツカーは、怖い。
車での訪問とはひと味違う感覚。
だんだん、家畜の糞の匂いが強くなって来る(笑)
という事で 六甲山牧場前の三叉路へ。

三叉路を、左へ。ずどんと下って、ぐいっと上る。

道すがら色づく木々。

終点の手前で車両通行止。警備のおっちゃんに、自転車OKか確認を
とって進む。
9時43分摩耶ロープウェー星の駅、隣にサンテレビの中継局が並ぶ。

転じて、南側には摩耶山掬星台展望台。
...これは、すごいぞ! p(^^)q
六甲山側からの眺望もなかなかのものなのだが、案外、周囲の木や
小山が近く、そのあたりを挟んでの眺望になってしまうのだが、摩耶山の
場合、周囲の山が下の方に落ちているので、よりストレートな、広い
眺望が広がる。


なにより、六甲山そのものを同じ目線で一望出来るロケーションも
なかなかのもの。

元来た道を引き返す。カーブをがんがん攻めるスポーツカーが怖い(-_-;
道すがら六甲山牧場。時間帯故かひつじの姿は無く、垣根越しに馬と牛。


三叉路に戻り、左折して、西六甲を、さらに西へ下る。

流石に、この時間帯ともなると、反対から自転車乗りがどんどん上って来る。
森林植物園を過ぎ、国道428号にぶつかるまで下る。小部峠交差点北側の
セブンイレブンにピットイン。トイレして、レッドブルと朝バナナとプリンの生どら。
小部峠交差点が、今日の西端。ここから、今度は東へ上り返す。

甲北高、神戸弘陵高を過ぎ、再度山方面への分岐。こちらの関の茶屋は
茶屋と言っても自販機があるのみ。

森林植物園を過ぎ、西六甲の5〜7%前後の快適な勾配をこつこつと刻む。

左程強い勾配は無いものの、それでも10%前後のポイントは何度か来る。
軽いギアで、ゆっくり刻んで行く。

それにしても、けっこう、暑い(^^;
三たび六甲山牧場の三叉路。今度も左折して、再び六甲山へ。

少し増えて来た車の離合に神経を使いながら、丁字ヶ辻まで戻る。

http://hillclimb-west.seesaa.net/article/133416025.html 関西ヒルクライムTT峠資料室
そのまま直進して、六甲山ホテル前を通り過ぎ、記念碑台下に11時
20分。駐車場とトイレ、六甲山ガイドハウス(ビジターセンタ−みたいな
もん?)がある。少し頭が痛くなって来た。トイレして痛み止め飲む。

県道16号をそのまま東進。ケーブル駅など寄っていた関係で、行きには
通らなかったオルゴールミュージアム横など通過。路線バスに煽られて
難儀(-_-;。
たまには、北側の眺望も。

再び一軒茶屋11時46分。なにこのハイカーの賑わい(^^;

やはり普通の人は、朝普通に集まって、ゆっくり上ったら、昼くらい
にはなるか。自転車乗りも数人。
ウインドブレーカー着込んで、鉢巻山トンネルを抜け、朝こつこつ
上った東六甲を、落ちる様に下る。


こちらもまた、朝とは打って変わって、自転車乗りが続々と、今にも
止まりそうなスピードで上って来る。それこそ、カーブ毎に出会うくらい
たくさん。挨拶しつつ離合。
しかし朝と比べて、交通量も、これまた多くなっていて、特にダンプが
目立つのが、見るからに辛そう。やはり登坂は早朝の方が良さそうだ。
帰りはあっという間(^^;。甲寿橋12時2分。

こんどは逆瀬川に向かわずに、南へ直進し、鷲林寺から、夙川方面に
激下る。
鷲林寺ピーク付近で脚が攣る。両内股。しばらく路肩に立ち止まって、
収まるのを待つ。
さほど広くも無い、交通量の多い強い勾配を下る。

交通量が多いので激下る訳にも行かず、北山植物園〜甲陽学院〜
夙川学院と経由しつつ慎重に下って行く。
ストップ&ゴーが多く、渋滞にもつかまる(T_T)。

何とか阪急をくぐり、すぐの信号を左折。山手幹線(阪神地区のね)に
合流して東進。

最初は、帰りも、さくら夙川から輪行で帰るつもりでいた。街乗りで
神経をすり減らして帰るなんて、考えただけで気が滅入るから。
しかし、ふと、頭に浮かんだ
「神崎川までなら、たどりつけるかもしれない」
この瞬間、頭が完全に自走帰宅に切り替わった訳。
神戸から尼崎に至る山手幹線は、幹線道路の割には、路肩も広く、
交通量もまずまず常識的で後続も捌きやすい、比較的走りやすい道だった。
西宮に入り、いつもは高速から眺めるだけの西宮ガーデンズを横目に
進む。武庫川の山手大橋だけは導入高架が軽車両通禁。側道のスロープ&
歩道通行で凌ぐ。
武庫川を渡ったら尼崎。道は名神と平行して沿う様に進み、南武庫之荘
デイリーヤマザキにピットイン12時38分。トイレして補給。
想定以上の暑さに、もう朝からボトルが2回、空になり、少し内蔵が
弱って来た感じ。昼食を、とも思ったが、エナジージェルで繋ぐ事にする。
名神尼崎ICを過ぎたら右折して南に入り、JR尼崎駅北13時11分。

朝は構内で電車、昼は駅前で自走w。
駅北の道を道なりに東へ進むと神崎橋にぶつかる。
やっと神崎川。

川を渡ると大阪府。川沿いを遡上。河川敷に道は見えているのだが、
なかなか合流出来ない(^^;。大豊橋(塩野義のとこ)で、やっと河川敷へ。
神崎川CR(なにわ自転車道)に合流。

この自転車道、初めて利用したが、そんなに道は広く無く、歩行者も
そこそこ居て、道の細い箇所も多い、それなりに注意を要する面もあるが、
特筆すべきは
車止めが全く無い
という事。もちろん、外部からの導入路には、きっちり車止めがして
あるが、本線に入ると、全く無いのである。車止めが。
これは快適。好感度アップ。
河川敷で、水辺に近いのも、良い。

50*16くらいで、ペダリング依存で脱力で回す。幸い、ほぼアップ
ダウンの無い真っ直ぐな平坦路。イーブンの強度で粘り強く、こつこつと
刻む。
江口橋の先で、自転車道は途切れる。

自転車道から上がり、ぶつかった淀川堤防のT字を左折し、一津屋から
近畿道をくぐって堤防を上り、鳥飼大橋を渡る。

この道は、いつか来た道。

という事で、淀川CR(北河内サイクルライン)にようやく合流。
あとはまっすぐに淀川を遡上。

しかし打って変わってこちらはおなじみ車止めの山で難渋。シクロ風の
降り方のまねごとなどしつつ、一つ一つパスして行く。おまけにどっかの
中学らしい遠足の集団が道いっぱいに広がって道を塞ぐ。その都度、
声かけしながら通過するが、時折あからさまに馬鹿にした様な態度を
取る奴もいたりして閉口(-_-#。
関西医大枚方裏に14時25分。淀川に入ってから、もう脚が無く、
アウターに入れられなくなった。
申し分無い晴天が救い。もうひと頑張り。
堤防の上を、牧野までこつこつ回し、自転車道離脱。そのまま北牧野の
堤防を未舗装込みで走る。
オーラスは樋之上〜西中からくずはに入って和了。
結局帰路は自走で15時頃帰宅。
http://yahoo.jp/wyXmeW ルートラボ
(サイコン読み/ドアtoドア)
走行時間6時間19分 (松井山手移動分含む)
平均速度19.5km/h
行程123.42km(松井山手移動分含む)
最高速度54.5km/h。
獲得標高1920m(松井山手移動分含む)
(ガーミン読み/本格走行時:宝塚スタート)
走行時間5時間56分 平均速度19.6km/h 行程116.06km 最高速度56.6km/h。
獲得標高1885m(ルートラボ表示1846m)
心拍平均145/最高191bpm
ケイデンス平均70/最高229rpm(?せいぜい130)
やっと晴天に恵まれた、念願の六甲遠征。
紅葉シーズンという事もあり、車の量を心配していたが、朝のうちは
車も少なく、快適に走れた。
でも、やっぱり街乗りは苦手だ。無事に帰宅出来た事に感謝。
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